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#7 Johnnie Taylor "Can I Love You"

Wall to Wall


今回もレア路線で、と思って選曲したんですが、ビックリしました!
この曲が入ったアルバムは昔持っていたんですが、事情があって失くしてしまった。それでずっと探していて、つい2~3年前、この近所の有名なCDショップ、レコード・ジャングルでやっと見つけたんです。
ところが、今回の曲解説のためにいろいろ調べていたら、なんとi-Tunes Storeにこの曲が登録されていたんです。いやあ、驚きました。今に、レアな曲なんてなくなってしまうのかも知れません。
便利かつ幸福な時代ですが、レコード・コレクターの人たちにとっては恐ろしい時代ともいえますね。必死になって探して手に入れた秘蔵の曲がいとも簡単にネットでダウンロードできるようになるかもしれないですから。
というわけで、ジョニー・テイラーです。
前にもお話したと思いますが、「ソウルを発明した男」、伝説のサム・クックが所属していたゴスペル・グループ、Soul Stirrersに1957年サムの後釜として加入したリードシンガーで、1966年にR&Bの名門Staxレコードに入ります。当初はブルースを歌ってたりしましたが、これも伝説のシンガー、Otis Reddingが飛行機事故で不慮の死を遂げたあと、”Who’s Making Love”という大ヒットを飛ばしてレーベルの顔的存在になります。
その後、Staxが倒産して、移籍したColumbiaでリリースした”Disco Lady”が1976年全米1位の大ヒット!この曲はなんと、P-Funk All starsの面々がバックで、骨太のファンクをディスコ曲と勘違いさせて大ヒットさせたというシロモノ。
それで、80年代に入って、R&Bの残党が続々と集結していたMalacoというレーベルの看板シンガーとなって、85年にリリースしたアルバム”Wall to Wall"に入っていたのが、今日ご紹介する曲、”Can I Love You”です。
このJohnnie Taylorってヒト、ディープなシャウターとして名を馳せた人でもありますが、バラードがまたいい。
枯れた味わいにモダーンな味が加わって、なんともいえない。
「こうやって並んで座って、まだ知り合って間もないね。それどころか君の名前さえ良く知らない。でも、聞いていいかい?今夜、君を愛してもいいかい?」
オトナの、ちょいワル、ナンパちっくだけどロマンチックなラブソング。80年代のブラコン・サウンドを完全に追い越してる。
そんなソウル・サバイバーなジョニーさんだったんだけど、残念なことに2000年に心臓発作で亡くなってしまいます。享年62歳。
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創業しようよ 1(個人創業:6月27日放送分)

<創業するための手続きは?>

特にありません。
創業しようと決意し、行動したその日が創業の日といってもいいかもしれません。
いきなり会社を作ろうとするなら別ですが。
会社を設立するにはそれなりの手間や資金が必要です。
今までサラリーマンや主婦であった人が、商売や事業を始めようとするときには、いきなり会社を興すのではなく、個人で始めるというのが一般的です。こういう人たちを「個人事業主」と言います。
個人事業主は、特に事前に何か届出をしないと創業できないということはありません。飲食業であれば保健所、バーなんかだと風営法の関係で警察というのはありますが。

<創業するときに申請しておくと良い届出は?>

人を雇う場合には、源泉徴収の必要がありますし、給料を支払う事務所ということで税務署に届ける必要がありますが、これは創業の月末までであればいいです。
あと、税務署関係で届けておくと恩典があるのが、源泉税の納期の特例。
納期の特例というのは、従業員さんから天引きした源泉所得税を、半年に一回まとめて払えばよいという制度で、従業員さんが10人以下のときに選択できます。
税務署関係でもうひとつは、青色申告という制度です。この制度を選択すると、ある年の赤字が5年間使えるなど、税金計算上の特典があります。

<税金関係の届出は自分でできる?>

ご自身でできます。税務署、市役所にご自分で行って、相談に乗ってもらえばよいです。
会計事務所で代行してもらうと、多少料金が掛かります。税理士法人中山会計では、「創業パック」といって、全ての届出を2万円でお受けしています。

<その他、創業するときの留意点は?>

銀行に口座を作る方が多いと思いますが、銀行にはどのような商売を創業するかを伝えておいたほうが良いと思います。あとあと相談に乗ってくれたりすることがあります。
それから、帳面をつけることですが、特に会計事務所に依頼しなければ、というようなことはありません。安価で使い良い会計ソフトが売られています。多少腕に覚えのある方は、ご自分で帳面をつけるのも良いでしょう。
会計事務所に依頼するのなら、経営について親身になってくれるところを選ぶといいでしょう。
現在、地方、そして若い人たち、少し元気がないと思っています。正直、一番元気のある人たちは、70代の経営者の方たちかもしれません。いつまでもそのままでいる訳には行きません。いつかは何かを興したいと思っている方、たとえ60代だっていいです。いつかはは、今かもしれません。今までご自分のやってきたことのすぐ隣にチャンスが転がっているものです。今すぐ計画を立てて、実行に移してみませんか?
税理士法人中山会計では、そのような方の支援を心待ちにしています!

(文責:Taxman)

M&A 2 (6月6日放送分)

<中小企業のM&A件数は多いの?>
タックスマンが係わってきたものだけでも2~30はあります。
実際、M&A成立件数は、ここまですごい勢いで伸びてきていて、公表されただけでも2006年に3、000件あって、実数はこの倍から3倍あるのでは、と言われています。
その中には相当の中小企業のM&Aが含まれています。

<中小企業の間のM&Aの理由は?>
いま一番多いのが、後継者不在というケースですね。
最近の中小企業庁の調査では、全国で470万社ある中小企業のうち半数が後継者未定だそうです。
これは、少子化の影響もありますし、社長さんたちが頑張ってお子さんたちにいい教育をして、いい学校に進学させて、一流企業に就職して、親の会社の跡継ぎにならない、という皮肉な結果だったりします。
それで、中小企業庁は、各地域に「事業承継コーディネーター」という資格者を作って、将来会社が存続できるような仕組み作りを始めています。
これがうまくいかないと、社長がいなくて会社を締めなきゃいけない会社が将来大量に出てくるということで、相当重大な問題だという認識をしていますね。
タックスマンの予想ですが、これから先、地方の中小企業でも、社長の後継者がいないということで、相当の数のM&Aが起こってくるでしょうね。

<中山会計ではM&Aについてどのように取り組んでいるの?>
現在、後継者不在などによるM&Aの買い手を求めている会社さまについては、当社クライアント様のなかからマッチングをお誘いしたり、地場の銀行と提携をしたりして、相手様を探すお手伝いをしています。
売り手をお探しの会社さまも同様ですね。
タックスマンの会社のお客さまは地場企業が多いので、地場-地場のM&Aニーズが多い。ですから、地元での情報連携は重要です。
あと、弊社では地場の弁護士、司法書士、社会保険労務士の先生たちと有機的な連合をしています。優秀な方たちばかりです。
M&Aというのは、経営、法律、会計、労務など多面的に取り組まなければならない性格があります。
特に救済型M&Aの場合には、優秀な専門家との連携は非常に有効です。

(文責:Taxman)

#6 The Ebonys ”It’s Forever”(1973 U.S. R&B #10)



今回はまたレア路線に戻ります。
実はこの曲の入ったアルバムは、超レアで、CDで復刻されるまでは、ちょー高値で取引されていたんですね。
で、何でレアかというと、あまり売れなかったからです。
それと、作品としては、ちょースバラシイ!からです。
このグループは、スウィート・ソウルで有名な、Gamble=Huff率いるPhiladelphia Internationalというレコード会社からデビューしています。
フィラデルフィア・スイートソウルといえば、Simply Redのカバーでも有名な
"If You Don't Know Me By Now"(Harold Melvin & Blue Notes)
や、究極のフリンソング
”Me and Mrs. Jones"(Billy Paul)
なんかが有名です。
がしかし、今日ご紹介するEbonysも全然引けをとりません!
ピアノのイントロから、突然バァーンと両翼に広がる天使の羽のようなオーケストラ・ストリングス。
スイートなコーラスに続いて、ラフなバリトンが力ずくでリードを聞かせる。そこに絡む、シルキーこの上ないファルセット・ボイス。
まさに、フィリー・スイートソウルの王道!
なぜあまり売れなかったのか、判りません!
この至福の曲、放送でお送りしたのははさらにレアなシングルバージョンです。

レア度
☆☆☆
スゥイート度
☆☆☆☆
男臭さ度
☆☆☆☆☆

M-Culture5月25日放送分~消費税4~

木村雅幸さん(以下、木村):今回のミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムです。今日もよろしくお願いします!

木村:はい、ノムさんで~す。さて、ノムさん5月も折り返し地点を過ぎてしまったんですが、かつては5月と言いますと5月病っていうのが新入社員には避けては通れない道だったんですが、最近は若者はその言葉すら知らないみたいなんですが、ノムさんの周りはどうですか?
ノム:僕自身は新入社員時代は機械メーカーだったんですけれども。

木村:そうなんですか!
ノム:ええ。まぁ、脱サラなんですね。脱サラでまたサラリーマンなんですけれども・・・5月病といった経験は全くなかったです。今の職場でも同じですね。会計事務所の5月っていうのは一般的に繁忙期ですので、そんな暇はないっていうのが正直なところですね。
木村:5月病になろうにも、忙しすぎると!
ノム:ええ。

木村:じゃぁ、ノムさんは全然ストレスがないってことですか?
ノム:いやいや、そんなことないですよ。お金と違ってストレスはすぐたまりますからねぇ。

木村:何とかこのストレスをお金に換えてくれる銀行みたいなのところがないかなぁ。と思いますよねぇ。
ノム:作ってほしいもんですね!すぐ貯まりますよね!

木村:殺到しますね!ハハハ
ノム:はい、本当ですよね!

木村:まぁ、さわやかな季節ですからあまり悩み事を抱えずに皆さんに過ごしていただきたいですね。
ノム:そうですよね。

木村:さあ、ということで今回もよろしくどうぞ!
ノム:こちらこそ、よろしくお願いします!

木村:さて、ノムさん。今回は先週の続きです。消費税の不課税取引。これが残っております。
ノム:そうでしたね。

木村:これは、最初から消費税に関係のない取引ということだったんですが、まずは具体的にどのようなものが該当してくるかっていうことを教えてください。
ノム:はい。今回は最初からとっても難しい話になってしまうんですけれども、前回お話ししました消費税の課税対象というものについて詳しくお話ししたいと思います。ここは今日の話の中で重要なところです!

木村:そうなんですか?
ノム:はい!消費税というのは、今から申し上げる4つの条件を満たした場合に課税されます。まず1つめは「国内において行う」という条件。

木村:国内、国の中ということですね。
ノム:はい。日本国内ですね。2つめは、「事業者が事業として行う」という条件です。この事業者は、法人、それから個人の事業主ということですね。3つめは、「対価を得て行う」という条件。つまり、お金をもらって、有料でという条件です。それから4つめが、「資産の譲渡、売るということ。か貸付け、それか、サービスの提供この3つのどれか」です。これら4つの条件を満たした時に消費税の課税が発生するということになっています。で、これを満たさない時が、通常不課税。課税対象外ということになります。

木村:文字通り、課税対象外となりますねぇ。
ノム:はい。で、具体的には海外旅行へ行った時に現地で支払う買い物や、飲食代というのは日本国外で行う行為でありますので、日本の「国内において」という条件を満たさない、なので、これは課税対象外。不課税ということになります。

木村:わかります。わかります。
ノム:それから、もうひとつわかりやすいのが、僕のようなサラリーマンがオークションで時々物を出品して、それが売れたって時ですね。

木村:どんな物ですか?
ノム:あの~・・・まあ、ウ、ウイスキーですとかね。ハハハハ

木村:ハハハ。結構いいの売ってるんじゃないんですか?
ノム:いやいや。売ってませんけど・・・ハハハ
 こういったものを、時々売って売れた場合、こういったものは、サラリーマンが個人として行っていることになりますから、「事業者が事業として」という条件に当てはまらないので、消費税は課税されないということになります。

木村:そうですか!事業者じゃないですからねぇ。
ノム:ええ、そうなんですよ。今のが具体的な例ってことになります。

木村:そうですね。わかりやすかったです。
ノム:あと、一番身近なのは、僕なんかそうですけど、サラリーマンがもらう給料。それから、僕はまだですけれども、いずれ結婚したらもらえるであろう結婚祝い、こういったものも不課税ということになります。

木村:あぁ、そりゃそうですよね。結婚祝いに5%を加えるっていうことはないですもんねぇ。香典ももちろんそうですし。
ノム:そうですよね。

木村:給料やご祝儀、あるいは不幸があった時の香典に消費税がかかってこないっていうのはどういう理屈からなんですか?
ノム:給料っていうのは役務の提供をした対価ということなので、消費税がかかってもいいんじゃないか。というふうに思うんですけれども、これは、先ほど申し上げた4つの条件のうちの2番目、「事業者が事業として」という要件に該当しないからなんですね。と言いますのも、男性女性を問わず、給料をもらっているサラリーマンと呼ばれる人たちは組織に属して、組織の中で労働を提供して、その対価として給料をもらっています。これは組織に属して、組織の責任の下でその一員として労働を提供しているわけですね。なので、個人事業者等の事業者ではない、ということになります。という訳で、「事業者が事業として」という要件に該当しない。つまり、課税対象外ということになって、サラリーマンの給料には消費税がかからないということになるんですね。

木村:なるほどねぇ。ただ、話がちょっとそれるんですが、プロ野球選手。彼らは年俸をもらってますけども、あれは厳密にいうと給料ではないというふうに聞いたことがありまして。そうなってくると消費税はどうなってくるんですか?
ノム:はい。プロ野球の選手というのは、さっきの話に近いんですけれども、球団に属してサラリーマンとして働いているわけではないんですね。各選手がそれぞれ、一人の選手として個別に球団と契約をしてプレーをしているわけです。そういう意味で、税法上の取り扱いとしては個人事業者ということになるんです。

木村:なるほど。
ノム:そうしますと、プロ野球選手の場合、町の八百屋さんや魚屋さんと同じように、選手がもらう年俸というのは売り上げと同じなんですね。選手が球団からもらう年俸は消費税の対象になります。

木村:まあ、それにしても前回今回の話で消費税の観点から取引を分類していくと、課税される、それから不課税取引になる、あるいは非課税、先週やった非課税ですよね。この3つがあるっていうことがわかりました。
ノム:あっ、木村さん、ごめんなさい。実はまだお話ししていないことがあるんですよ!

木村:ほう?
ノム:実は、課税・非課税・不課税そのほかに、もうひとつ免税というのが実はあるんですね。

木村;免税ですか。免税ってのは、海外旅行へ行った時に免税店で買い物をするっていう、あの免税ですか?
ノム:そうです!あの免税です。先ほどから消費税の課税の要件として4つあるという話をしてきました。要件の1つめに「国内において」というのがありましたけれども、この国内の意味には実は3通りの意味がありまして、1つは日本国内間での取引。これは問題ないと思うんですけれども、残りの2つは片一方は日本、もう片方が日本以外ということで、日本からの輸出が一つ、それから海外からの輸入が一つということで、全部で3つあるんですね。これら3つの形態を「国内において」という風にさっきの要件では呼んでいるんですね。

木村:ふんふんふん。
ノム:で、日本国内から日本国外へ輸出されるときなんかに免税という取扱いになります。

木村:これだけど理屈としては、向こうに物を送ったらその相手国に消費税があれば、その国の人は買うときは消費税がかかって買うわけですよね?
ノム:そうですよね。ですので消費税っていうのは、物を使うところで課税してくださいよ。っていうのが世界共通の考え方なんで、それにならって日本でも免税っていう制度を使っているんだっていうことですね。

木村;だとすると、逆に、海外から個人輸入した場合の消費税は・・・?
ノム:この場合はですね、さっきの課税の4つの要件とは別の規定が適用されるんですね。外国から税関を通って日本国内に入ってくる物には消費税がかかるということなんです。ちなみに、この外国貨物にも非課税として定められているものが別表第二というところに掲げられています。従いまして、僕のような個人が海外から個人輸入した場合にも法律上は、今申し上げたような形で消費税を納税する必要があるんですね。で、ここは大事なことなんですけれども、この場合の納税者は個人であること、あるいは、事業者であることを問わないってことなんですね。問わずに、税関から貨物を引き取る人、つまり、輸入をした本人が消費税を納税しないといけないということになっています。

木村:わかりました。やっぱり、消費税の規定っていうのは複雑だなぁ、っていうのが正直なところですね。さあでは、今週も音楽に移りたいと思います。M-Cultureでは毎回ミスターマネーの皆さんに曲をご紹介していただいているんですが、今回もノムさんのセレクトです。曲は何ですか?
ノム:はい、先週に引き続きまして、マイケルジャクソン絡みの曲です。SWVという女性グループの曲です。マイケルジャクソンのモンスターアルバム「スリラー」の中に、7曲目だったと思うんですが、ヒューマンネイチャーというバラード曲がありまして、この曲とSWVのデビュー曲をリミックスさせた曲なんです。

木村:はい。
ノム:このヒューマンネイチャーはスリラーからの第5弾シングルということで発売されたんですけれども、ほかのヒット曲ほどは注目されませんでした。一方で、このリミックス曲は大ヒットしまして、1+1が3になったような名曲かな。という風に思っています。

木村:さあ、ではこの1+1=3という名曲を聴きたいと思います。では、ノムさん曲紹介お願いします。
ノム:SWVのライトヒア(ヒューマンネイチャーリミックス)です。

M-Culture5月16日放送分~消費税3~

木村雅幸さん(以下、木村):今回のミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士(以下、ノム):こんにちは、サラリーマン税理士ノムです。

木村:はい、庶民派ノムさんです。ノムさん登場です。
ノム:庶民派です。

木村:さあ、ところでノムさん。最近はちょっと車に乗るとガソリンを使ってお金がかかってくるでしょう?
ノム:はい、そうですよねぇ。

木村:やっぱり、ガソリン税の暫定税率復活以来、皆さんガソリンの値段には非常に敏感になってますよねぇ。まあ、そんな中でよく聞くのがですね、「ガソリン税と消費税が2重になっている」と。これは納得がいかないっていう意見がずいぶんとあるようなんですが、これどうなんでしょう?
ノム:まあ、ガソリンに限らずタバコやお酒も同様なんです。ガソリンの場合、ガソリン税っていうのはガソリンを精製する過程で課税されちゃいますので、ガソリン税を含めた金額がガソリンの本体価額となり、これに対して消費税がかかるというような解釈で課税されてしまっているというのが今の状況ですね。

木村:とはいっても、値段の中に2つの税金が入ってくるっていうのは、これは間違いのない話で・・・これは実は、消費税導入の時から言われていたことではあるんですよね?これは、諸外国でも2重になっているものなんですか?
ノム:そうですね。これはもう、どうしようもないものだと言わざるを得ないですね。確かに2重課税の問題というのは、消費税に限らず、他の税金でも指摘されていますけれども、こういった話題をきっかけに国民の皆さんが税金に関心を持つという意味では、もっと議論されるべきかな、という風に思います。

木村:まぁ、そうやって議論を重ねていく中で、もしかすると新しい案が出てくるかもしれないし、累進課税や消費税に代わるもっともっといい案が出てくるかもしれないですよね。
ノム:出てきてほしいものですよね!

木村:国民皆が納得するような税金が生まれてくればいいんですけれどもね。
ノム:そうですよね。期待したいところです。

木村:さあ、とういことで今回もよろしくお願いします!
ノム:こちらこそ、よろしくお願いします!

木村:さあ、ノムさんを迎えてお送りしていく今日のM-Cultureなんですが、今日話していただくテーマは何でしょうか?
ノム:今回も消費税のお話しをしようかな、と。今回は「非課税」と「不課税」の違いをテーマにお話ししたいと思います。

木村:消費税の非課税と不課税ということですか?
ノム:はい、そうです。

木村:いやぁ、だけどこれねぇ、非課税と不課税という言葉。同じような意味じゃないかと?言葉としては。不も非もどちらも人を打ち消す言葉ですから、これどっちでもいいんじゃないですか?
ノム:実はこれ、まったく違うんですね。と言いますのは、まず非課税からお話しします。消費税法という法律にはこのように書いてあるんですね、ちょっと読みます。「国内において事業者が行った資産の譲渡等にはこの法律により消費税を課する」という風に書いてあります。

木村:国内の取引には消費税がかかってくるってことですよね?
ノム:はい。で、一方でこのようにも書いてあるんですね。「国内において行われる資産の譲渡等のうち、別表第一に掲げる物には消費税を課さない」。これは、非課税について書かれている文章で、別表第一というところに掲げられているものには消費税は課税しませんよ。と言っているわけです。つまり、非課税というのは、本当は課税しなきゃいけないんだけれども例外として課税しませんよ。っていうような扱いになっているんですね。
 で、次に不課税なんですけれども、これは先ほど申し上げました消費税の課税の対象という文章に当てはまらない場合をいうんですね。つまり、消費税法という法律自体が適用されないということになります。ですので、まったく違うということになります。この「不課税」という言葉なんですけれども、我々も普段普通に使っています。でもこれは通称でして、正確には「課税対象外」というのが本来の言い方なんですね。

木村:なるほどねぇ。よく似た言葉ではあるけれども、両者の意味は根本的に違うってことになりますね。そうなると。
ノム:そうなんですね。

木村:ではまず、課税対象なのに消費税がかかってこないっていう、これは消費税の非課税取引ですよね。こちらから伺いたいんですけれども、この別表第一ですよね、例えばどんなものがあるんですか? 
ノム:はい、別表第一には大きく分けて13の項目が記載されているんですけれども、その一例をご紹介します。
 まず、土地の譲渡・貸付、それから有価証券の譲渡、預金や貸付金の利息、国や地方公共団体の行政手数料、通常の医療費、身体障害者用の物品、住宅の貸付。こういったものが主なものですね。

木村:今言われた土地の譲渡に消費税がかかってこないっていうのは、これは割と知られた話だと思うんですけれども。
ノム:そうですよね。

木村:ところで、今ノムさんが言われた別表第一に出てくる項目ですが、これは対象になっているものっていうのはどういう考え方で対象になってきているんですか?
ノム:これはですね、2つの理由があるようです。まず一つ目は「性格」です。

木村:性格??
ノム:はい。そもそも、消費税というのは物を消費するという行為に対して課税している訳なんです。ですので、消費するということになじまないもの、例えば土地の譲渡や有価証券の譲渡については課税しないということになります。

木村:うん・・・
ノム:例えば、物を売りましたと。これは使っちゃうとなくなりますよね。ところが、土地を売りました。でもその土地は、地価が下がらない限りは基本的には価値は下がらない。消費して消えるものではない。こういう性格のものなので非課税という扱いになっています。

木村:なるほど。
ノム:もう一つは、「社会政策的な配慮」によるものなんですね。本当は課税すべきなんだけれども、こんなものにまで課税するのは国民に申し訳ない。という考えから、行政手数料や医療費や学費、こういったものが選定されています。

木村:そうですか。ただ、性格とか、政策上の配慮というのはちょっとあいまいな感じがしますね。
ノム:あいまいですよね。


木村:あと今、政府が消費税を福祉目的に使いたいというようなことを税率を上げる理由の一つにしているよう部分があるんですが、そうなると今言われた非課税のものが課税対象に変わってくることがあるんじゃないでしょうか?

ノム:あ~そういう考え方もありますね。例えば、消費税が福祉目的に使われるということになれば、これは明らかに政策の転換になっちゃいますよね。そうするとそういう意味では、現在政策的に非課税とされているものが政策の転換を機に課税扱いになるっていうような可能性はあるかもしれないですね。

木村:さあ、ということで今回もうひとつ残されている消費税の不課税ですよね。ここまでお話しを伺いたかったんですが、時間がきてしまいました。不課税は来週、ノムさんにじっくりとお話しをいただきたいと思います。
ノム:はい、来週ですね。

木村:さあ、ではM-Culture、今日の曲紹介にいきたいと思います。今週はノムさんのセレクトでお届けしていきましょう。作品は何ですか?
ノム:はい、先月はマイケルジャクソンだったのですが、今月はマイケルジャクソン絡みでいきたいと思います。最近ニューアルバムが話題のマライアキャリーが僕の中で一番輝いていたのが90年代前半なんですね。

木村:ちょうど先週ね、12時代にマライアキャリーの特集をしましてね、一番輝いていた7オクターブの声域を出していた時代のヒット曲をバンバンかけたんですが。
ノム:あの頃が一番良かったと僕は思っているんですけれども。その頃のですね、92年です、MTVという番組の中のアンプラグドというライブコーナーにマライアキャリーが公式には初めてファンの前に出たということになってます。マイケルジャクソンが所属していたジャクソン5というグループのアイルビー・・・

木村:アイルビーゼアですね!
ノム:名曲ですね。あれをカバーしたんですね。その曲の中で、マライアキャリーのデュエット相手として抜擢された男性がいまして、その方がその後、マライアキャリーのプロデュースでデビューしました。トレイロレンツという方なんですけれども、その方のアルバムの中からバラードを1曲ご紹介します。アルバム全体でマライアキャリーがバックコーラスとして参加してまして、この曲でももちろん参加していますし、作曲も参加しています。出だしからマライアキャリーの声が聞こえてくるとても素晴らしい曲です。

木村:テクニックのある、非常に実力のある男性ボーカリストですよね。
ノム:そうですよね。

木村:さあ、では今日はこの曲をじっくりと聴いていただきたいと思います。ノムさん曲紹介をどうぞ。
ノム:トレイロレンツのオールウェイズインラブです。