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#9 Lamont Dozier "Why Can't We Be Lovers"

H-D-H
A fantastic groove's going on!
Here’s mellow genius Lamnt Dozier’s,
Why Can’t we be Lovers


Motownの絶頂期を支えた作曲家/プロデューサーチーム、Holland-Dozier-Holland。
"Stop! In The Name of Love"や"Baby Love"など、名だたる名曲を生み出したが、Motownの音楽性が70年代にサイケデリック・ファンク路線に方向転換したことから、独立してInvictus/Hot Waxというレーベルを立ち上げる。

その中のひとり、Lamont Dozierが、自らシンガーとして72年にリリースした作品がこれ。
Motown時代とは一線を画す独創的な音作り。当時のR&Bには珍しいアコギのカッティングとメジャーセブンを駆使した進行。
当時としては画期的な造りゆえ、かのBeatlesの某曲との類似性を指摘されたりした。
♪I read a news today, oh boy About a lucky man who made a grade♪
ってカンジ。
浮遊感のあるストリングスが震えて絡み、途中アルトサックスのソロが入ってたりして、かなりお洒落でメロー。

もっと評価されていいヒトだと思う。

Dozier

メロー度:
☆☆☆☆☆
革新度:
☆☆☆☆
レア度:
☆☆★
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M&A成功事例(1)(7月25日放送分)

ある地域でのM&Aの話です。

ある老舗の瓦屋さんの次男さんがいました。年齢33歳。仮に「コウちゃん」としときます。
コウちゃんはこう考えたんです。

兄貴が将来この瓦屋跡を継ぐだろう。自分はどうしようか。同じ会社に経営者は二人要らない。でも自分も何者かになりたい。このままいけば、オレは血を分けた兄貴とケンカをすることになるだろう。それだけはイヤだ。

で、コウちゃんは情報を集め始めたんです。
暫くして、コウちゃんは、後継者のいない、同じ地域の専門工事業の会社の情報に行き着きました。社長は70代。ご子息はその会社に入らず、都会で学校の先生をしている。売上は3億円程度。毎年5百万円以上の利益を出し続けている、創業30年の老舗企業でした。

コウちゃんは、その会社の社長と交渉し、株式を買い取りました。資金は身内に頼らず、銀行から借り入れを起こしました。
そして、現場経験がないので、3年間は専務として、勉強することにしたんです。

3年後、コウちゃんは35歳で社長になりました。
もともと隠れた経営者の素養のあったコウちゃんは、社内の古株、そして若手社員の心をぎゅっと掴み、会社の経営を刷新していきました。
3年後、売上は5億円まで伸びていました。気がつけば、毎年1千万円を超える利益を出す会社になっていました。6年後、会社は無借金経営になりました。

10年後には、大きな社屋を新築しました。その立派な社屋の屋根は全て瓦葺で、兄貴の瓦屋のその年一番の仕事になった。

コウちゃんはいま50歳。地域では誰でもが知ってるキーマンになっています。5年ほど前、下請け専門の会社をM&Aで購入した。
子供は可愛い娘が二人。将来このグループの経営権を誰に託そうかと考える今日この頃です。

経営意欲のある若い経営者、予備軍の人たちに言いたいんです。
時代は変わった。
そしてこれからもっと変わってゆく。
地方にいても、長男だけが家業を継いで経営者となっていく構造が変わっている。
人の心を掴めるあなたが、それだけを武器に、世に出てゆく環境が整いつつある。
ある程度確立された組織を買うことによって、夢への切符を手にすることが出来るかもしれない。

そのような人たちを、私たち中山会計のスタッフは、応援いたします。

(文責:Taxman)

M-Culture 7月11日放送分 ~酒税①~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今回のミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは。よろしくお願いします。
ノム:こちらこそ、今日もよろしくお願いします。

木村さん:さあ、ノムさん。本格的な夏の暑さがやってきましたねぇ。
ノム:やってきましたねぇ。

木村さん:ところで、中山会計のオフィス。当然エアコンが効いていて快適なんじゃないかと思いますが、いかがですか?
ノム:ええ。会計事務所ということで、来客が多いんですね。そのため、エアコンは28度よりは若干低めの設定ということで。そういう意味では、快適ですね・・・

木村さん:そうですかぁ。来客の他に、数字を相手にしてますからねぇ。あまり暑いと頭が回らないってこともあるかもしれませんね。
ノム:そうですね。暑さのせいにして頭が回らないってことで休憩している人もいるとかいないとか・・・ははは

木村さん:まぁ、そんなことは中山会計に限ってはないかとは思いますけれども。
ノム:ない筈ですね・・・

木村さん:ところで、僕は冷房とかコンピューターがなかった時代。昔の夏のことを考えることがあるんですけれども、税理士の皆さんにしても、かつては手計算で数字を相手にしていた時代があったと思うんですけれども、さぞかし苦労があったんではないでしょうか?
ノム:そうですよね。僕がこの業界に入ったころは、既にコンピューターが中心ですのでそういった苦労はないんですけれども、先輩方の話を聞いていると昔は電卓やソロバンで数字を合わせるだけでいっぱいいっぱいだったっていう時代があったみたいですね。

木村さん:顔から滴り落ちる汗で数字が滲んでしまうってこともあったかもしれないですね。今は恵まれてますよね。
ノム:そうですよね。

木村さん:はい、ということで今回もよろしくお願いします。
ノム:こちらこそ、よろしくお願いします。

木村さん:M-Culture この時間は経営支援サービスの中山会計の提供でお送りします。さて、ノムさん今日お話していただく話題は何になりますか?
ノム:はい。いよいよビールのおいしい季節になってきたということで・・・まぁ、1年中おいしいんですけれどもね。ということで、お酒にまつわる税金、「酒税」についてのお話しをしようかな、と思います。

木村さん:酒税ですかぁ。
ノム:はい。

木村さん:まあ、本当にね、夏のビールはおいしいですよね。
ノム:はい、たまりませんね。

木村さん:ただこれねぇ、ビールの税金は高いっていうふうによく言われるんですけれども。まぁ、それでビールメーカーは第3のビールを開発してきたっていう経緯があったりするようなんですが・・・まぁ、そういった話に行く前に酒税の仕組みについて確認していきたいと思います。
ノム:はい。

木村さん:まずは、ノムさん。どのようなものに酒税、税金がかかってくるのか。そして税率はどのように決まるのか。こういった話、基本的なところを教えていただけますか?
ノム:はい。酒税、そもそもお酒って何なんですか?ってところが税法上に定めがありまして、これはですね、アルコール度数1度以上90度未満のものっていうふうになっています。で、90度以上のものっていうのは「アルコール事業法」っていう別の法律に定めがあって、酒税の対象になるのは今言った、1度以上90度未満のアルコールということになります。

木村さん:はい。
ノム:で、酒税法という法律の中では税金を課税する上で、お酒を4つに大別していまして、さらに原料や製造方法によって17の品目に細分しています。この4つの大別というのは、まず1つめが”発泡性酒類”、泡がたつものですね。それから2つめが“醸造酒類”、3つめが”蒸留酒類”、4つめが”混成酒類”混ぜ合わせるもの。この4つに分けて、さらに原料や製造方法等によってそれぞれ税率が定っていると。いうふうになっています。

木村さん:なるほどね。発泡・醸造・蒸留そして混成っていうことになるんですね。ビールは醸造?
ノム:ビールはですね、泡が出るので発泡性になります。

木村さん:なるほどね。
ノム:はい。で、焼酎は蒸留になります。

木村さん:あっ、そうなんですか。あと、ウイスキーは蒸留ですよね?
ノム:蒸留ですね。

木村さん:あと、混成ということになるとどうなんですか?
ノム:これは、なじみの深いものは”みりん”ですね。

木村さん:あ~食用みりん。はい、はい、はい、はい。なるほど、この酒税法の基本的なところっていうのは今わかりました。
ノム:はい、そうですか。

木村さん:それでは今度は、お酒の種類別で、税額がどうなっているのか教えてください。
ノム:はい。まず、4つのお酒の分類の中から具体的な種類ごとに、1リットル当たりに含まれる税額を順番に・・

木村さん:はい。
ノム:まず、発泡性の酒類ですけれども、
   ビールが220円
   ビール代わりの発泡酒が134円
   第3のビールと呼ばれるものが80円
  醸造酒では、
   日本酒が120円
   ワインが80円
  蒸留酒では
   度数25度の焼酎が250円
   度数40度のウイスキーが400円
  混成酒類では
   みりんが20円
  っていうふうになっています。
で、これ金額だけ聞いてもピンと来ないと思うんですよ。

木村さん:そうですね。
ノム:同じ1リットルでも度数が違いますので、金額だけ聞いても高いのか安いのか分かんないですよね?

木村さん:そうですよね。
ノム:それで、今の1リットルのお酒の中に占めるアルコール度数1度当たりの税額というふうに換算すると・・・安い順に言いますね。

木村さん:はい。
ノム:ワインが7円
   日本酒が8円
   焼酎が10円
   ウイスキーが10円
   第3のビールが16円
   発泡酒が24円
   ビールがなんと44円です。

木村さん:ビール自体の度数はそんなに高くないですからね。
ノム:そうですね。

木村さん:あ、割っていくと・・・・だけど高いですね!割合的に
ノム:ですよね。

木村さん:しかし、どうしてね、こんなにビールの酒税が突出しているってことになるんでしょう?
ノム:これは、どこにもそんな解説がないんですけれども・・・私の推測です。総務省の統計で平成17年度の「家計調査年報」てのがありまして、酒類の年間購入の“数量”とそれから”金額”を比較したもの。要は、お酒の中で”何を1番買っていますか?”、”何に1番お金使っていますか?”っていう統計なんですね。そうすると、ビールが45%、発泡酒が25%なんですね。これは数量です。で、金額で見ると、ビールが38%、発泡酒が14%ということで、ビールと発泡酒の占める割合が非常に高い。それだけ皆さん飲んでいるということなんですね。なので、取りやすいから、そこにいっぱい税金をかけているんじゃないかな?っていうのが個人的な思いでもあります。

木村さん:ま、言い換えれば、たくさんお金を取りたいっていう・・・こういうことになるのでしょうけれど
ノム:かなぁ。と思います。で、もうちょっとすごい話をしたいと思います。

木村さん:はい。
ノム:ビール大瓶っていうのが1本、336円くらい希望小売価格としてあります。で、これに酒税と消費税がいくら占めているのかっていうと、なんと139円も占めているんですね!336円の中の139円が税金です。ということは、46.2%が税金なんですね。大瓶2本飲むと、そのうち1本が税金ということになります。

木村さん:ちなみに、諸外国ね、ビールにかけている税率ですね、これはどの位なのか参考までに教えてもらえますか?
ノム:はい。今、大瓶1本でお話ししましたので、同じ大瓶で比較しますと・・・
   日本が139円です
   フランスは12円

木村さん:12円!?
ノム:はい。
   ドイツはもっと安いですよ、8円
   アメリカはもうちょっと高くて15円

木村さん:それでも15円・・・
ノム:はい。
   イギリスはけっこう高いんですよ、105円です。

木村さん:ほう、ほう、ほう。
ノム:これは酒税だけのお話です。ところが、外国でも日本と同じように酒税に消費税が上乗せで2重にかかってきます。しかも、外国は消費税の税率高いですから。で、消費税と酒税を合わせますと、
   日本が155円
   フランスが46円
   ドイツが33円
   アメリカが36円
   イギリスが172円
ということで、イギリスが1番高いということになっています。

木村さん:まぁ、単純比較はできないのかもしれませんけれども、やはりその中でも日本のビールの税金の高さっていうのは何とかならないのかなっていう・・・
ノム:そうですね、高いですよね。

木村さん:はい。ということで、今日はビールの税金を中心にお話ししたんですけれども。では、今週も音楽にいきたいと思います。
ノム:はい。

木村さん:今週は、サラリーマン税理士ノムさんのセレクトでお送りしていきます。今日の作品は何でしょう?
ノム:1980年代頃にブラックコンテンポラリーと呼ばれる、バラードを中心とした音楽が流行りまして、私もそれにハマった1人なんですけれども。その代表格の男性シンガーの1人に、ルーサー・ヴァンドロスという方がいました。

木村さん:残念ながらねぇ、お亡くなりになりましたが。
ノム:はい。ちょうど3年前の7月1日でした。

木村さん:あぁ、7月でしたか。
ノム:はい。個人的に大好きなので、3回忌というわけではないんですけれども、今日はルーサーの曲をお送りしたいと思います。70年代にはバックシンガーで活躍していまして、80年代にデビューしました。多くのアルバムでミリオンセラーを出しています。アメリカではどこの家にも1枚はアルバムが有るとか無いとか、そういう話を聞きますけれども、2003年に心臓発作で倒れまして、3年前に54歳の若さで無くなってしまいました。今回はルーサーが少年時代から憧れていたというベテランシンガーで、ディオンヌ・ワーウィックという方がいるんですけれども、この女性とデュエットした曲をお送りしたいと思います。

木村さん:さあ、では、ルーサー・ヴァンドロスの歌声に耳を傾けながら、彼を偲びながら、時間的には早いですけれども、1本かたむけられる方はかたむけていただいて、税金も払っていただいて・・
ノムさん:ははは、そうですね。

木村さん:では、ノムさん、曲紹介をお願いします。
ノムさん:ルーサー・ヴァンドロスとディオンヌ・ワーウィックのデュエット曲で「さよならは1度だけ」です。

M-Culture 6月20日放送分 ~税務調査②~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今週のミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは。さあ、今回もノムさんよろしくお願いします。
ノム:こちらこそよろしくお願いします。

木村さん:M-Culture この番組は、経営支援サービスの中山会計の提供でお送りしていきます。さて、ノムさん。今回は先週の続きです。節税と税務調査、これをお送りしていくんですけれども。
ノム:はい。

木村さん:前回、税務調査には任意調査と強制調査があるというお話があったんですけれども。強制調査といいますとね、「マルサの女」あの映画ありましたよね。
ノム:あ~ありましたよね。

木村さん:あれをどうしてもね、思い出してしまうんですけれども。やっぱり、あれから”税務調査イコール怖いもの”っていうイメージを持つようになった方も多いと思うんですよね?
ノム:多いと思います。確かあれは昭和62年だったと思うんですけれども。

木村さん:あ、そんな前になりますか。
ノム:ええ、けっこう前ですよね。ちょうどバブルの頃ですよね。バブルの時代と相まったせいか知りませんけれども、ちょうどこの時期を前後に脱税額がものすごく増えているらしいんですね。国税庁の調査によりますと、平成元年の年間脱税額というのが700億円あるらしくて、これは今までの最高額なんですね。で、調査の件数っていうのはそんなに変わっていないんですけれども、脱税額が一番大きかったと。バブル期にあの映画が出たっていうのはある意味、日本の納税者、我々国民の意識を変えたという意味では意味のあった映画かな、と思っています。

木村さん:当時は1件1件の額が大きかったということなんですね?
ノム:そうです。

木村さん:で、それに警鐘を鳴らすような形になったんでしょうかね、結果的に。映画が。
ノム:そうですねぇ。確かにバブルの崩壊とともに1件当たりの脱税額っていうのは少しづつ減ってきているんですけれども、最近では平成18年のデータがありまして、160件の起訴があったそうです。年間。

木村さん:はい。
ノム:で、脱税の平均額が1億700万円。罰金が2,700万円。これは、納税とは別の罰金額ですから、納税額と合わせると、脱税がいかに割に合わないかってのがよくわかりますね。

木村さん:やっぱり、懲らしめてやろうって側も躍起になってかかってくるってことですね?これはねぇ。
ノム:そうですよね。懲役までついてきますからね。

木村さん:本当ですか!
ノム:はい。平均、1年4か月です。

木村さん:あ~。変なこと聞きますが、ノムさんは強制調査に出くわすといいますか、立ち会った経験ってのはあるんですか?
ノム:幸い、ないです。

木村さん:よかったですね。
ノム:これはもう、やりたくないですね。

木村さん:どんな感じなんです?やっぱり突然やってくるんでしょう?なんお前触れもなく・・・
ノム:私は、立ち会いはないんですけれども、強制調査の裏を取りに来たということでいきなり国税が来たっていう電話を受けたことはあります。

木村さん:それは、何かの事件の証拠固めみたいな、周辺調査みたいな!?
ノム:そうです。東京からいきなり国税の人が令状を持ってきたっていうのはあります。その方が調査されたわけではないんです。調べさせてほしいいっていう意味では、来たんですが、その方は悪いことはしていないんですね。

木村さん:だけど、びっくりしたでしょうね。
ノム:もう、ドラマの世界ですからね。

木村さん:それが、強制調査の様子と言いますか実態と言いますか、そんな感じで調査に入ってくるっていうことなんですが、一方で、先週出ました任意調査っていうのがあるということで。まぁ、事業をやっている以上はこの任意調査っていうのは避けることができないということになってくるかと思うんですけれども。
ノム:そうですよね。

木村さん:僕の周りでも、任意調査に来たっていうのはよく聞くんですけれども、ただこれ、任意で毎年来るわけではないんでしょう?
ノム:そうですね。任意といっても、これはいろんなパターンがありまして、例えば3年ごとにイベントのように調査に入られる会社があれば、10年位前に入ったっきりその後何にもないって会社もあれば、今まで1回も来たことがないってところもありますので、色々あります。

木村さん:色々な説がありますよね?今言われた、3年に1回説ってのは割とよく聞く話なんですけれども。
ノム:そうですよね。

木村さん:その年来たら、翌年は絶対来ないって言う人もいますし。
ノム:これは、色々ケースがありまして、実はついこの間あったんですけれども。3年ごとに調査があった会社だったんですね。そこは今回中身が非常にしっかりしていて、何もボロがなかったんです。そうすると帰りしなに、調査官が「あなたの会社は、これまで3年度とに来てたけれども、こんだけしっかりしてるから今度から来なくていいように記録残しておくから。」って言って帰りました。

木村さん:本当ですか!
ノム:ええ。ですんで、3年後はおそらく来ないんじゃないかなぁ。と思っています。

木村さん:よく、あんまり何もないと、調査に来た人が「何もなかった」っていうように報告するのがちょっとまずいので、何か簡単なやつをお土産にしておくって話も聞くんですが・・・
ノム:お土産ですよね。それは、納税者の方皆さん、そう仰いますね。でも、無理して出す必要はありませんし・・・

木村さん:はははは・・・
ノム:まぁ、実際叩けば何か出るっていうのが正直なところかもしれません。

木村さん:さぁ、ところでノムさん。この税務調査が来てですね、色々指摘されるっていうところがあると思うんですけれども。身近なところで、指摘された事例っていうのがあれば何か教えてください。
ノム:我々には、守秘義務がありますので、それに触れない範囲でいくつかご紹介します。

木村さん:はい。
ノム:まず、典型的なのは「売り上げ除外」ですね。売上に上げないといけないのに、上げない。例えば、売上代金を社長や代表者が、自分の個人口座に入金しているっていうパターンですね。

木村さん:は~。
ノム:それから、個人口座じゃなくっても、郵便局。いまは郵貯銀行になっちゃいましたけれども。郵便局の口座に入金するっていう、こういう手口があります。郵便局ってのは銀行と違って、管轄が違うので税務署が調べに来ないだろうっていう考えの甘い経営者がやってたケースがありました。

木村さん:あ~、はぁ、はぁ、はぁ。
ノム:それから、現金商売の場合ですね。例えば町の八百屋さんですとか、あるいは水商売ですとか。ああいったところの現金売り上げの除外。そもそも、売上がなかったことにして、売上代金をポケットに入れちゃうって話しですね。これはもう、結構バレちゃうんですんね。

木村さん:え、そうなんですか?
ノム:バレますね。マルサの女でも、パチンコ屋でお札にマジックで印をつけてやってましたけれども。あんなきれいなパターンはないんですけれども、売上伝票に番号が、伝票番号が付いているような売上伝票を切っていた時に、番号が連続していない。つまり、抜いた売上の伝票をちぎっちゃうんです、そうすると、連番になっていない。「何でこれ抜けてんの?」ってなった時に、「すいません、売上抜いてました」っていうようなことがありました。これが売り上げ除外です。

木村さん:ええ。
ノム:それから、関連子会社への援助っていうのがありました。これはどういうことかというと、親会社と子会社があって、親会社は儲かっていて一方で子会社は儲かっていないんですね。で、親会社が子会社に仕事を発注して、仕事をさせるんですけれども、親会社が赤字発注しているっていうケースでした。親会社の売り上げは1,000円しかもらわないのに、子会社へは2,000円払っているっていうケースです。これは、差額の1,000円が子会社への寄付っていうことで、多額の修正になりましたね。

木村さん:なるほどねぇ。
ノム:それから、ある小売店で、販売報奨金ってのが貰えるんですね、仕入れ先から。それを、現金や振り込みで貰えば記録をちゃんと残すんでいいんですけれども、商品券で貰っていると。で、会社が、総務が帳簿につけないで管理していたっていうケースですね。それを、従業員の誕生日ですとか、何かめでたいことがあった時に、商品券でお祝いをあげていたんですね。会社は隠すつもりは無かったんですけれども、帳面につけていなかった。これも、結構痛い金額をやられましたね。こんなような事例がありました。まぁ、調査っていうのは身近なところで行われているんですね。

木村さん:う~ん。また、それだけね、調査に来る方も根をつめてやっているっていうことなんですね?1つ1つねぇ。
ノム:最近は、本当に厳しくなってきています。

木村さん:ところで、さきほどね、強制調査のお話が出ましたけれども、強制調査に比べて任意調査の実情といいますかね、これはどんな感じで行われてるんですか?
ノム:あぁ、これはですね、税務署から事前に我々税理士のところに連絡があるっていうのが基本になっています。で、調査ですということで日程を調整して、当日は朝9時半頃から始まりますね。短ければ1日。長ければ1週間かかるというようなこともありますけれども。で、我々が立会いの下、税務署の方が色々調べていくというような感じで調査を進めていきます。

木村さん:あの、税務署からやってくる方っていうのは、何の愛想もなくてですね、もくもくとただやっているっていうような感じがするんですけれども実際はどうなんですか?
ノム:そういう方も確かにいらっしゃるかもわかりませんね。人によっては、雑談ばっかりしている人もいれば・・・

木村さん:あ~そうですか?
ノム:はい、まぁ役職の高い方が多いんですけれども。でも、そういう方は、雑談をしつつもポイントは凄く押さえているんです。雑談の中から、ネタを拾い出す!

木村さん:ははは
ノム:で、ボロを出すのを待っているんですね。

木村さん:は~
ノム:そこで、ボロを見つけても表情には出さないんですよ。で、そこで無駄話をして話が途切れたらそのボロを確認すると。こういうようなことも、ありますね。

木村さん:いや~、ノムさんは大変なお仕事ですね!と、先週・今週と話を伺っていて思いました。
ノム:いや、そうですか!?

木村さん:ということで、税務調査の話題でした。さあ、では今週の音楽にいきましょうか。このM-Cultureでは、毎回ミスターマネーの皆さんに曲をご紹介していただいてお別れしているんですけれども、今回はノムさんのセレクトになります。今日は作品は何ですか?
ノム:メアリー・J・ブライジをもう一回お送りしたいと思います。

木村さん:いいですね!
ノム:今回はちょっと古いアルバムで97年のアルバムです。これサードアルバムだったと思うんですが、全米初登場ナンバー1、それからアメリカのみでトリプルミリオンセラー、300万枚のセールスということでけっこうヒットしたアルバムですね。”Share My World”というアルバムなんですけれども、これ、ジャケットがすごいカッコいいんですね。フェンディのサングラスをかけて横を向いているっていうジャケットですけれども、これは、ジャケット買いしても損はないかな。というアルバムですね。この中から、ベビーフェイスが作曲したバラード曲を1曲お送りしたいと思います。

木村さん:いいですね。さぁ、では曲紹介をどうぞ。
ノム:メアリー・J・ブライジの「Missing You」です。

M-Culture 6月13日放送分 ~税務調査①~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今回のミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは、よろしくお願いします。
ノム:こちらこそ。今日もよろしくお願いします。

木村さん:先週まではタックスマン。そして、今週から2週間は税理士ノムさんということになるわけですけれども、タックスマンの暴れ馬のような登場のしかたに比べると、非常にオーソドックスで、これはこれでまたいいんではないかと思いますけれども・・・
ノム:まぁ、キャラクターの違いということで・・・

木村さん:いやいや、本当に皆さん個性的でねぇ、いいですね!中山会計。
ノム:ははは・・・

木村さん:さあ、ということで。サラリーマン税理士ノムさんを迎えているんですけれども。さて、ノムさんは宝くじっていうのは購入されるかどうかはわからないんですが、ドリームジャンボ宝くじと、それから1等が100万円ということでちょっと小口なんですけれども、当選本数が3,000本ということで非常に多いミリオンドリーム宝くじっていうのがこの間まで発売されておりまして、この抽選会が来週の火曜日に行われることになっているんですね。
ノム:あっ、そうなんですか。

木村さん:ええ。ですから、くじを購入された方っていうのはこらから抽せん日まで夢が膨らんでいくわけです。宝くじに当選しても税金がかかってこないっていうのは、これは割と有名な話しですよね?
ノム:そうですよね。結構、皆さんご存じだと思うんですけれども。これ、確かにかかりません。100万円であろうが3億円であろうが、1円たりとも税金はかからないんですね。

木村さん:ラッキーなことですよね!これは。
ノム:ええ。これは何でかからないのかっていうと、この前、消費税の話の中で非課税ってのがあったと思うんですけれども、あれは、本来かかるんだけれどもかけないよ。という話でした。

木村さん:そうでしたね。
ノム:この当選金もそれに近いような話です。実は、「当せん金付証票法」という変わった法律がありまして、この中に”宝くじの当選金には所得税は課さない”っていうふうに書いてあるんです。で、この法律を根拠に、宝くじの当選金はいくらであろうと税金はかからない、ということになっています。

木村さん:あぁ、そうなんですか。非課税。免税ではなく非課税なんですね。ただこれね、宝くじの賞金、例えば1億円当たったとしましょう。これを何人かで分けよう、っていうふうに考えた場合。これは、例えば贈与税の対象にならないのか?これはどうなんでしょう?
ノム:これは、受取り方によってはその可能性が非常に高くなるかもしれませんね。

木村さん:受取り方によって??
ノム:はい。例えば、お父さんが1億円当たったと。で、1億円当たったのでコレ家族みんなで分けよう!ということでお父さんが1億円を持ってきました。で、それを食卓で、「じゃぁお母さん5千万!」

木村さん:食卓で!
ノム:ハイ、食卓で! 「じゃあ、長男は3千万」なんてことをやっちゃうと、これは贈与税かかっちゃいますね。

木村さん:やっぱりそうですか。
ノム:ええ。

木村さん:だけど、そうなると、宝くじをグループで買っている人いるでしょう?あれはどうなってくるんですか?
ノム:これはですね、今の話と非常に近いんですけれども、当選金を取りに行く時に全員で「私たち共同で買ったんです」というかたちで、それぞれ行った人が当選金を受け取って、それを受取りましたっていう証拠をもらってくるんですね。そうすると、贈与税はかからないってことになります。

木村さん:あぁ、なるほどねぇ。ということは、皆で分けたいって時は、山分けする前に一緒に取りに行かないといけないということなんですね?
ノム:はい。ただ、どうしても取りに行けないというような時には、これは例えば委任状を取っていくとか、そういう形で、グループ買いをしたんだという証明を受取るときにしないと後で大変なことになりますね。

木村さん:あぁ、そうなんですか。ただ、これはね、大金が当たったりすると何人も何人も膨れ上がったりするんですよね。「何だ、お前もいたのか?」っていう感じ?なんかそんな複雑な人間関係があったりするのかもしれませんけれども・・・・さあ、ということで今回もノムさんよろしくお願いします。
ノム:こちらこそよろしくお願いします。

木村さん:M-Culture。この時間は経営支援サービスの中山会計の提供でお送りしていきます。さて、ノムさん。今日お話ししていただくテーマは何になりますか?
ノム:今日は税務調査についてお話ししようかな。と思っています。

木村さん:やっぱりこれは、税務調査が入ったっていう話を聞くと僕なんかドキっとしますねぇ。
ノム:やっぱりそうですか?

木村さん:やっぱり、脱税が問われてるんじゃないかっていうふうに思ったりしますね。とはいえ、脱税なんかが発覚した時に企業側から出されるコメントの一つに「国税当局との間に見解の相違があった」っていうお決まりの言葉がでますよねぇ?
ノム:お決まりですね。出ますよねぇ。

木村さん:ただ、この中には、本当に悪質ではない申告漏れが脱税と認定されたっていうケースがあると思うんですよね。だけど、実際に脱税と認定されてしまうと得する事は何もないですよね?
ノム:何もないです。今木村さんが仰った「見解の相違」ってのは定番のキーワードみたいなものでして、必ず出てきますよね。でも、これ私、思うんですけれども、本当に見解の相違があるんだったら、徹底的に税務署とやりあうべきだと思うんですよね。「見解が違うのに、なぜ修正するんですか?」っていう話ですよ。

木村さん:あぁ、そうですよね。
ノム:あの、コメント必ず付いてきます。「見解の相違があったんですけれども、修正に応じました」ってのが。これはね、裏を返せば、やましいことをしてたから修正したということなんです。「修正」てのは間違ってたから直すということなんですけれども、そこに、見解の相違があって直すんであれば、本来であれば、先ほど申し上げたように徹底的に言い合うべきだと思います。

木村さん:そうですよね。
ノム:それなのに、税務署の指摘通りに直すっていうのは何か後ろめたいものがあったから。それをごまかすためのコメントとして「見解の相違」という言葉が使われてるんじゃないかな?と思いますね。

木村さん:あぁ、そういうことかぁ。ってことは、修正申告している時点で何となくやってたのかな、脱税の認識はあったのかな?
ノム:そういうのがほとんどのケースかな、と思います。

木村さん:ただ、法律にはグレーゾーンてのがありますからねぇ。
ノム:ありますね。そういう意味では、難しいですし、そういう時こそ、我々専門家の出番でもあると思ってます。

木村さん:でしょうね。
ノム:それから、得することは何もない。ということだったんですけれども、これ実際に追徴課税って形で追加の納税が発生します。で、その時にいろんなものが取られるんです。例えば、過少に申告してた。となると「過少申告加算税」というのが取られます。それから、それに対する利息ということで、「延滞税」というのが取られます。すごい金利高いんですよ!3か月以降になっちゃうと、なんとサラ金並、14.6%の利息が取られます。

木村さん:暴利ですね。
ノム:暴利です。さらに、「重加算税」というのがありまして、悪質な場合には35%の追徴が行われますので、これらを合わせると、脱税で指摘された金額の半分は持って行かれちゃいます。

木村さん:そういうことになりますよね。
ノム:何も徳しないですね。

木村さん:そもそも、この脱税が発覚するまでの過程っていうのはどういうふうになっているんですか?
ノム:脱税が発覚するまでの過程には、いろいろあると思うんですね。例えば、最近なんかではインターネットがよく使われています。調査官がインターネットをずっと見ていて、例えばオークションで取引しているような人の中から、申告していないと思われろ人を探したり、あるいは、雑誌・テレビ・新聞で話題になっているところを注意して重点的に調べて「ここの申告ちょっとおかしいな」と感じたりとか。あるいはタレコミですね、「あの人脱税してるんじゃないの?」みたいな情報も活用しているみたいですね。発覚するときっていうのはどこかで嘘ついてるわけです。

木村さん:そうですよね。
ノム:で、嘘をつくっていうのは、どこかでおかしいところ、矛盾点が出てきます。それが会社の決算書に出てくるわけです。そうすると、勘が鋭いと、「ちょっとおかしいんじゃないか」っていう形で発覚するということもありますね。

木村さん:まあ、しかし色んな調査があるみたいですね?
ノム:調査には「任意調査」っていうのと、「強制調査」っていうのと大きく2つあります。任意ってのはあくまで任意です。「教えてください」、「これ、どういうjことですか?」、「これを調べたいんですけど、見せてくれませんか?」って具合に、あくまでお願いを前提としています。これが任意調査です。もう一方で強制調査っていうのがありますが、これは査察調査ともいい、国税庁の調査専門官がいまして、大口や悪質な脱税。こういった方達を取り締まるため、税金を払ってもらうためだけではなく、懲罰を与える、それから、罰金を払わせる。そういう目的で行われるのが強制調査っていうことになっています。

木村さん:これ、以前、タックスマンの週に、最初の挨拶のところでチラッと強制調査の話が出たことがありまして、「査察に来た時点でアウトである」とタックスマン言ってました。
ノム:そうですね。国税庁っていう庁がありまして、その下に国税局があります。で、その下に税務署がありまして、査察っていうのは国税局の人が来るわけです。全国で1300名位いるらしいんですけれども、そういう方が裁判所の令状を取っていきなり来るというのが強制調査です。

木村さん:まぁ、令状があるわけですから、だいたい証拠は固めてあるっていうことなんですかね?
ノム:そうなんです。

木村さん:さあ、ということでそろそろ時間なんですけれども。先ほど出た任意調査が一般の事業者が、「税務署が来た」っていう場合なんですね。
ノム:そうです。

木村さん:この任意調査のことも含めて実情については、来週お話しいただくことにして、きょうはそろそろ音楽に・・・
ノム:はい。そうですか。

木村さん:今週はノムさんのセレクトで1曲お送りしていくんですが、作品は何になりますか?
ノム:今日は、ヒップホップの女王。メアリーJブライジの曲です。

木村さん:ああ、いいですね。
ノム:僕はデビュー当時から好きなミュージシャンなんですけれども、去年の年末に8枚目のアルバムがリリースされました。2006年にはグラミー賞に最多8部門ノミネートされ、3部門受賞しています。今回の新しいアルバムの中から1曲お送りしたいと思うんですけれども、これは日本版には全20曲入ってまして、そのうち4曲が日本版のボーナストラックなんです。イギリス版にも入っているボーナストラックがそのうち3曲あって、今日ご紹介する曲は日本版のみに入っているボーナストラックです。
これが非常に出来がいい曲で、僕がアルバムの中で1番好きな曲なんです。これをご紹介したいと思います。
木村さん:はい。僕も今日は久しぶりに、メアリーJブライジ聞いてみたいと思います。では、さっそく曲紹介をどうぞ。
ノム:メアリーJブライジの「スリープウォーキン」です。

#8 Bobby Womack"American Dream"

PoetⅡ

7月4日がアメリカの独立記念日ということで、アメリカに関するR&Bをと思い、急遽真剣に考えました。
で、Bobby Womackの曲、”American Dream”をご紹介することにしました。
ボビー・ウーマックについては、「ミスター・ソウルサバイバー」と言うことで、M-Culture第1回でご紹介しています。
そのBobbyが1984年にリリースしたアルバムに入っているのがこの曲なんです。

1960年ごろの激動のアメリカで、黒人を中心とした公民権運動というのが興った。
アメリカ独立のころの南北戦争で、黒人奴隷は解放されたと言うことになっているけれども、じつは、その後も黒人と言うのは、レストランとかバスの座席も白人と同じ席に着けなかった。当然、選挙権をはじめとする権利も、とくに南部中心には制限されていた。
そんな中、1955年のアラバマ州でローザパークスという女性が、バスの座席を白人男性に譲るよう運転手に命令され、拒否したことで逮捕されてしまうんです。
これに端を発するバスボイコット運動の中心人物だったのが、かの有名なマーチン・ルーサー・キング牧師なんですが、翌年、アメリカの最高裁は、バス座席の人種分離政策を違憲だとする判決を出します。
これをきっかけにして、公民権運動がアメリカ全土に広がってゆきます。

このキング牧師の、とっても有名な演説に、「I have a Dream」と言うのがあります。

I have a dream. One day the sons of former slaves and the sons of former slave-owners will be able to sit down together.(私には夢がある。いつの日か、嘗ての奴隷の子達と、嘗ての奴隷の所有者達の子達が、席を並べられる事を)” 

というような内容なんですが、英語の内容がわからなくても、とっても感動的なんですね。

で、このAmerican Dreamは、このマーチン・ルーサー・キングの演説をコラージュしている。
まさに、アメリカの、有色人種の独立記念日にふさわしい曲だと思います。

ディープ度:
☆☆☆☆
感動度:
☆☆☆☆★
モニュメント度:
☆☆☆☆

創業しようよ2(法人創業:7月4日放送分)

<会社を興すかどうかの判断基準は?>

一般的には年商1千万円以上、創業から2年以上経っている人でしょう。
このような方だと、そろそろ消費税の申告をしなければいけないような状況になってます。
消費税は年間売上1千万円以上になった人が2年後に申告しなくてはいけないんですが、そのような人が会社組織にしたときに、じ・つ・は、もう2年間消費税の申告が免除されるんです。これは資本金1千万円未満の会社を興すときに限られますが。
ただし、最初から相当の収入が見込まれて、相当の資本金を積みたい人はこの限りじゃあありません。現在お勤めのところから独立する人などに当てはまるでしょう。
<会社設立によるメリットは?>
対外的な信用ということのほかに、役員と使用人、本店と支店というような法律上の区分がありますので、組織を作りやすいです。
頑張っている若手従業員さんに、役員をやらせて支店を任せてみるとかね。
各種助成金なども法人対象のものが多いので、いろんな制度を利用する上でも法人化のメリットがあると思います。
あと、事業の趣旨に賛同してもらって、お金を出してもらう人がいたとする。
個人の場合ですと、言葉のうえではどうであれ、「借金」ということになりますよね。
法人だと、出資をしてくれた株主さんということで、儲かれば配当を出すことも出来る。
そういった意味で、会社を興すということは、個人事業よりも、もっともっとビジネスライクな面があるといえるでしょうね。

<会社設立の手続きは?>

法務局での手続きになりますが、次のことを決めなければいけません。
商号(会社の名称)・出資者(株主になる人と出資の金額)・役員・目的。
期間は、3月の年度末でなければ、2週間程度見ておくといいでしょう。
ほかに考慮することとしては、監査役を置くかどうか。
一人でも設立可能なので、役員の数をどうするか、などです。


<ほかに考慮することは?>

会社を興すときには、それなりに収入や利益が見込めるように計画だてることが必要です。「創業は計画的に」って言うやつですね。
手続きはそんなに簡単でもないですが、ご自分でも出来ます。
前回お話したあと、前回お話した、青色申告などの税金関係の届出は、個人でやっていたとしても、もう一回やらなければいけません。
あと、会計は、キチンと。
法人というのは、創業しようとしているあなたと別の人格です。
経理がずさんで、結果として法人のお金に手をつけるようなことになっては、社長であっても横領となりかねないですから。

まあ、以上のようなことは後からついてくると考えてもいいです。
事業を伸ばす決意を持つ若者、女性、高齢者の方もですが、奮って会社設立すべし!と言いたいですね。

(文責:Taxman)