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M-Culture 12月26日分放送分 ~相続税⑦~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今週もミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは。宜しくお願いします。
ノム:宜しくお願いします。

木村さん:さぁ、そして今日はですね、年内最後のM-Cultureのコーナーになっちゃいますね。
ノム:なっちゃいますね。

木村さん:はい。ところでノムさん、最近はですね、年の瀬といいますと、あまり使わなくなりましたが、もち代という言葉が日本にはありましてね。
ノム:ありますね。

木村さん:まぁ、この言葉、今使うとすると、ほぼ政治の世界だけになっているのではないかと思うんですが・・・。
ノム:そうでしょうねぇ。

木村さん:それだけにですね、このもち代というのは、ちゃんと会計処理されているのかどうかっていうのが少し気になるんですが・・・。
ノム:ハハハ。そうですか。政治家の年末年始の活動資金のことですよね。

木村さん:そうですねぇ。
ノム:これ、100万単位で出るらしいんで・・・結構な金額ですよねぇ。

木村さん:あれは結局のところ、政党助成金から出るわけですよねぇ。
ノム:そうでしょうねぇ。

木村さん:となると、我々の税金から出されているっていうことになりますから・・・。
ノム:当然そうなりますよね。

木村さん:腑に落ちませんね~。
ノム:腑に落ちませんね~。

木村さん:で、会計処理はどうなんですか?
ノム:これ、会計処理といいますか、政治団体の帳簿というのがありまして、これをチェックする制度が出来まして・・・。

木村さん:えぇ。
ノム:登録政治資金監査人制度というのがあるんですよ。

木村さん:長いですねぇ。
ノム:長いんですよ。要は、監査する人がいると・・・。

木村さん:はい。
ノム:それは、弁護士、それから税理士、会計士、まぁ、こういう人達が政治団体の帳面をチェックすると、そういう制度が今ありますので・・・。

木村さん:なるほど。ちなみに、そこには、もち代って書いてあるんですか?
ノム:それは見たことないんで分からないですけれども・・・ハハハ。

木村さん:それはないかもしれませんけれどもね。ハハハ。まぁ、いずれにしても庶民の懐は冷たい風が今吹きまくっていますので。
ノム:えぇ。

木村さん:高額でなくてもいいから、我々にこそもち代をくれ!というふうに考えている人は多いと思いますねぇ。
ノム:そうでしょうねぇ。

木村さん:いや、ほんとに、皆さんがですね、豊かに年を越せる世の中であってほしいなぁとつくづく重いますねぇ。
ノム:ほんと、そうですよねぇ。

木村さん:はい。では、年内最後のM-Culture宜しくお願い致します。
ノム:宜しくお願いします。

木村さん:M-Culture 、この時間は、経営支援サービスの中山会計の提供でお送りします。さて、ノムさん。
ノム:はい。

木村さん:M-Culture、ノムさんの担当の週はですね、考えてみると10月からずっと相続に関してやってきまして、これまでトータル5回、6回ですか・・・、ずっと続けてきまして・・・。
ノム:しつこいですね。

木村さん:いや、そんなことないですよ。じっくりと丁寧にやっていただきまして・・・。
ノム:いえいえ。

木村さん:毎回、僕思ったのは、相続というのは、人間の業といいますかね・・・。
ノム:はい。

木村さん:相続というのはですね、ノムさんよく言われますように、「そうぞく」という漢字がですね、本来の相続ではなくて、争族になると、これは大変だなぁっていうこと思いましてですね。
ノム:あ、そうですか。まぁ、そのニュアンスが少しでも伝わればいいなと思ってお話してたんですけれども、実際やっぱりありますねぇ。

木村さん:僕も気をつけて、色々普段ニュースを見るようになったんですよ。相続関係のトラブルが発生していないかっていうことで。
ノム:あぁ、そうなんですかぁ。

木村さん:そうやって見てくると、例えば殺人まで結びついてくること、結構あるんですよねぇ。
ノム:ありますねぇ。

木村さん:悲しいことですよね。
ノム:はい。

木村さん:最近では、一澤帆布の一件というのが、非常にセンセーショナルな話題を巻き起こしてますよね。
ノム:そうですよね。これは私もちょっと気になって色々調べていたんですけれども、老舗の鞄屋さんということで、創業100年くらいの鞄屋さんですよね。

木村さん:歴史がありますよね。
ノム:えぇ。で、京都のお店でしか買えないということで、若い方に非常に人気がある鞄屋さんのお家騒動ということですよね。

木村さん:ほんとに騒動になっておりましたよね。
ノム:はい。

木村さん:これ、きちんと整理して聞かないと、複雑すぎて分かりづらい部分があるんですが・・・
ノム:はい。

木村さん:要は、遺言書が二通あったということから始まってるんですよね?
ノム:そうなんですよ。まずは、2001年に発生した、3代目の社長の、社長といいますか会長ですかね、の相続が発端なんですね。で、最初の遺言書というのは、弁護士が保管していたんですね。

木村さん:はい。
ノム:これは、ちゃんと実印を使って、巻紙に筆書きで書いてあったんですね。

木村さん:書いてあったらしいですね。
ノム:その内容はどんな内容だったかというと、3代目が会社の株の62%を持っていたんですけれども、それうちの約3分の2を三男の夫妻に、それから残りを四男に、長男には預貯金をあげるっていうような、そういう遺言だったんですね。

木村さん:はい。
ノム:そしたらですね、その4ヵ月後に長男が出てきて、実は俺も遺言を預ってるんだというような形で、第二の遺言書が出てきたと。

木村さん:はい。
ノム:最初の遺言と全然違うんですよ。3代目が持ってる62%の株の8割を長男、残りの2割りが四男、三男には預貯金とか・・・。

木村さん:最初の遺言の場合は、長男の方っていうのは預貯金だけですよね。
ノム:はい。

木村さん:それが二通目に出てきた遺言では、長男に大部分の株がいっているということになるので、全く正反対ですね。
ノム:全く正反対です。しかもこの、第二にの遺言書にはですね、三男の悪口が書いてあったらしいですね。

木村さん:ほう。
ノム:当時この三男というのは社長だったんですよ。

木村さん:はい。
ノム:しかも、この遺言はボールペンで書いてあったらしいんですね。で、押してある判子が実印ではなくて、一沢という三文判みたいなものだったんですね。”いちざわ”の”ざわ”っていうのは、簡単な‘沢‘と、難しい‘澤‘と、両方あるんですけれども、最初の遺言は、3代目が使っていた実印の、難しい澤の”一澤”だったんですね。ところが二通目は簡単な沢の”一沢”だったんですね。で、三男は、これは本当に3代目が書いたものじゃないと、親父が書いたものじゃないから、この遺言は偽物だということで裁判をおこしたんです。これが一回目の裁判です。

木村さん:はい。これ一般的に考えるとですね、普通に野次馬的な考え方をすると、これ、2通目は怪しいんじゃないかと思うんですが、これ結果は、思わぬ方向にいっているんですよねぇ。
ノム:そうなんですよ。で、この三男がおこした偽物だっていう裁判が最高裁までいきまして、三男が負けちゃったんですよねぇ。遺言というのはですね、民法で定めがありまして、複数あった場合には日付の新しいものが有効になるっていう話なんですよ。

木村さん:はい。
ノム:そうするとですね、三男の訴えが退けられたということは、後から出てきた、第二の遺言が有効だっていうことになるんですね。

木村さん:いわゆる、ボールペンで書かれたほうが有効になってくるっていう。
ノム:そうなんですよ。ですので、三男は、株を貰えないということになっちゃうんですよ。そうすると、社長だったんですね、三男は。ところがですね、第二の遺言によって長男が株をもってしまうと。で、長男と四男が力をあわせると、株の過半数、3分の2を超える株を持つことになるんですね。そうするとどういうことが出来るかというと、役員を辞めさせることが出来るんですよ。そこで、長男と四男が手を組んで、三男を代表取締役から解任したんですね。

木村さん:すさまじいお家騒動ですね。
ノム:これはねぇ・・・今回11月の末に新たな判決が出ています。これはどういうことかというと、三男の奥様が・・・三男は負けたんですけれども、奥様がまた同じような訴えをおこしたんですね。で、それが大阪高裁で、今度は三男の奥様の訴えを認めるような、要は逆転勝訴になったんですね。

木村さん:えぇ。
ノム:で、これで今、またこの問題が話題になったというようないきさつがあるんですけれども。

木村さん:結局、どうもおさまりがついていないというような感じですよねぇ。
ノム:そうですねぇ。はい。今、結局、高裁で三男の奥様の訴えが認められたということなので、第二の遺言は無効だということになっています。これ11月に出たばかりの裁判なので、これから先、最高裁までいくと思うんですけれども、行方が注目されますね。

木村さん:非常に混沌としておりましてねぇ。
ノム:えぇ。

木村さん:ラジオでこの話を聞いてですね、皆さんどこまで理解できたのかなっていうのは分からないですが、関心のある方は、またインターネット等で、一澤帆布問題と検索していただければ,詳しいことがわかると思いますが。
ノム:はい。

木村さん:非常に、この遺言を巡ってこういう争いにまでなるケースがあるという、これは極めて突出したケースだとは思いますけれどもね。
ノム:えぇ、そうですね。

木村さん:この相続を巡るトラブルというのは泥沼化すると大変なことになるという・・・。
ノム:ましてや、この裁判というところまで行ってしまいますと、当事者同士が弁護士をたてますよね。

木村さん:はい。
ノム:弁護士というのは、依頼人の利益を最大限にするというのが仕事ですから、妥協しないわけですよね。で、兄弟がそれぞれ弁護士をたてると、妥協点が見つかるはずがないんですよ。そうするとね、そこで仮に妥協点が見つかったとしても、裁判で生じた、兄弟の溝、家族の溝は埋まることはないでしょうね。

木村さん:そうでしょうねぇ。
ノム:えぇ。ですので、相続で裁判というのは絶対避けて頂きたいですよね。

木村さん:なるほどねぇ。さぁ、ということで、音楽に行きたいと思います。M-Culture、最後はですね、ミスターマネーの皆様に曲を紹介して頂いております。今回ノムさんのセレクトなんですが、今日は何の曲ですか?
ノム:今日はですね、懐かしいんですけれども、ジョン・ボンジョビ(Jon Bon Jovi)の曲をお送りしたいと思います。

木村さん:懐かしいといいますけれども、今年はですね、オバマを支持したボンジョビということで、結構話題になったらしいですよ、アメリカでは。
ノム:そうだったんですか。ちょっとその辺はうとかったんで知らなかったです。そのボンジョビの、ソロ時代の曲ですね。曲はですね、ミラクルという曲・・・。

木村さん:あ、ミラクルね。懐かしいですね。
ノム:はい。毎年清水寺で、今年の漢字というのがありますよね。あれ、今年は、「変」っていう漢字だったんですけれども、調べてみると、その前が、「偽」という字、その前の年が、「命」、その前が、「愛」だったんですね。これ、見ていくと、年々悪くなっていってるんですよね。

木村さん:そうですねぇ。
ノム:なんとなくですけれども。

木村さん:悲しいですけれどもねぇ。
ノム:で、来年こそは何かいいことが起こってほしいなぁと、奇跡が起きてほしいなぁという意味で、このミラクルという曲を選びました。

木村さん:もう、奇跡ぐらいにしか期待できないという話もありますけれども。
ノム:そうですよねぇ。

木村さん:この、奇跡が起きてね、まるでこの世の中変わっていってほしいなぁと。
ノム:はい。いい方向に・・・。

木村さん:いいチェンジであってほしいと、いい変であってほしいと・・・。
ノム:そういう願いを込めて、今日はこの曲をお送りします。

木村さん:なるほど。では、本年最後のM-Culture、泣きの、ジョン・ボンジョビ節でお別れということになりますが。では曲紹介お願いします。
ノム:はい。ジョン・ボンジョビのミラクルです。

木村さん:よいお年をお迎え下さい。ノムさんでした。
ノム:ありがとうございました。
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M-Culture 1月16日分放送分 ~税制改正②~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今週のミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは。宜しくお願いします。
ノム:宜しくお願いします。

木村さん:今週もノムさんの登場です。さぁ、ノムさん考えてみますと、今日1月16日ですから、確定申告って2月16日スタートですよねぇ。
ノム:今年はそうなりますねぇ。今年は曜日の関係で、2月16日から3月16日まで、どちらも月曜日ですね。

木村さん:ですから、ちょうど一月前ということになりますね。
ノム:そうなりますねぇ。

木村さん:どうなんでしょうか、もうそろそろ個人事業主の方は準備されているんでしょうか。
ノム:そうですね。まず、確定申告、提出できるのは、2月16日からということなんですけれども、一方でですね、申告すれば税金戻る方というのもいらっしゃるんですね。これ、還付申告と言っているんですけれども、これはですね、2月16日を待たずに提出することが出来ますので、まぁ、今日すぐにでも出そうと思えば出せますね。

木村さん:はい。
ノム:例えば、給与を貰っているサラリーマンの方の医療費控除ですとか、あるいは住宅ローン控除、こういった方で還付を受けることが出来る人は、早く出したほうがその分早く戻ってきますので、出来るだけ早くやった方がいいですね。その一方で、個人事業主の方というのは、ご自分でされる方、それから会計事務所に依頼される方、まぁ両方あると思うんですけれども、特に会計事務所に依頼される方は、これはもう早いにこしたことはないですね。

木村さん:それはやっぱり、ノムさんも大変になりますからねぇ。
ノム:そうなんですよ。2月3月というのは、会計事務所大変なことになっていますから。これもう順番にやっていきますので、どうしてもね、遅くなるとギリギリになっちゃいますので、早いほうがいいですね。

木村さん:あんまり大変になってこのコーナー穴があいてしまうとこちらも困りますので、くれぐれも早めにノムさんに、領収書から何から提出するようにしていただきたいと思いますが。
ノム:お願いしたいところです。

木村さん:あの、それにしてもこれ、1年振り返る作業になるかと思うんですが、あんまり抒情的なものでもないですよね。
ノム:・・・という方が多いみたいですね。

木村さん:まぁ、これから確定申告に備えるという方はですね、本当にがんばって頂きたいと思いますがね、こういう時はサラリーマン非常に楽でいいかなと思うんですが。まぁあの、確定申告すると税制ということに関して敏感になるかもしれないですね。
ノム:そうですね。まず、アメリカではですね、サラリーマンも確定申告しなくちゃいけないんですよ。

木村さん:そうなんですか。
ノム:日本みたいな制度は本当にないんですね。

木村さん:えぇ。
ノム:日本のサラリーマンは、皆さん年末調整で一応終わっちゃいますので、今木村さんおっしゃったように楽というところがあるんですけれども、その反面、納税の意識がないんですよ。

木村さん:そうなんですね。やっぱ給与明細見ても、手取りの額のところとかね控除額とか、ああいうところにしか目がいきませんもんね。
ノム:ですので、自分が税金払っているんだっていう意識がない。そうすると、税金の無駄遣いの放送なんかされても、あんまりこうピンとこない方が多いんですよね。

木村さん:ということはこれ、サラリーマンの年末調整というのは、政府の策略ということでしょうか?そんなのもちょっとあるのかもしれないですね。
ノム:あるのかもしれないですねぇ。木村さん、クロヨンって聞いたことありますか?

木村さん:ダムですか(笑)?
ノム:ははは。ダムです。あれはね、どういうものかといいますと、サラリーマンは9割、個人事業主が6割、それから、農業やってる方が4割、この割合は何なのかというと、所得が税務署につかまれている割合ですね。そう考えると、サラリーマンは9割方、税務署に財布の中を見られているということですよね。

木村さん:そうですよね。
ノム:ですので、サラリーマンは楽なんだけれども、がっちり握られているということですよね。

木村さん:しかも、税金に対する感覚を骨抜きにされているという。
ノム:そうですね。思うツボですね。

木村さん:ちょっとしっかりしないといけないと思いますね。さぁ、では今回も宜しくお願いします。
ノム:こちらこそ、宜しくお願いします。

木村さん:M-Culture 、この時間は、経営支援サービスの中山会計の提供でお送りします。さぁ、ノムさんのM-Cultureは、前回から税制改正大綱の話題に移っておりまして、今回はですね、日常生活と関わりの深い部分を掘り下げて伺っていきたいと思います。まずは住宅ローン控除ですね、いわゆる住宅ローン減税というふうにも報道されていますけれども、まぁ、これはですね、昨年末、先週も言ったように、不動産のコーナーでも取り上げてはいるんですけれども、大幅に拡張されました。まずノムさん、これどのように見ていますか?
ノム:まず、住宅ローン控除というのは、ローンを組んで住宅を取得した場合に、所得税が減額されますよという制度ですね。

木村さん:はい。
ノム:これ、今までですね、何でローンで家を買ったら減税になって、現金で買ったら何もないんだ・・・っていう現金派からの声っていうのがあったんですね。

木村さん:なるほど。
ノム:まぁ、確かにその通りだと思うんですよ。同じものを買って、ローンで買った人が何で得するんだっていう話があって、今回はですね、そこに一定の手当てがされた、つまり現金で買った人も減税になるという手当てがされたので、この点は評価したいなと思いますね。

木村さん:はい。
ノム:ところが、住宅ローン控除というのは、この前、今後3年間で景気回復をするという基本的な考えに基づいて税制改革が行われたということなんですけれども、実は今回の改正で、住宅ローンの最高控除額というのは、今後3年間は最大600万円ということになったんですね。これ、過去最大です。で、住宅投資の活性化を地域経済の起爆剤とする為というようなことを基本的な考えと謳っているんですけれども、この、600万の控除、税額控除を受ける為にはですね、まず、所得税をそれだけ払っていないといけないということ。それから、10年間ローンの残高が5,000万以上ないといけないんですね。

木村さん:はい。
ノム:で、冷静に考えるとですね、これだけ高額ローン組める人が一体どれだけいるんだろうという疑問が出てくるわけですよ。で、一方で住宅ローン組む人というのは、たいてい子供の教育費抱えていますよね。そういった方っていうのは、もうアップアップの方が多いと思うんです。そんなところで、最大600万控除しますよなんて言ったところで、あんまり響かないと思うんですよね。

木村さん:そうですね。
ノム:そんなことするくらいだったら、教育費控除みたいな感じで、学費をいくら払ったら、いくら控除しますよ。みたいな、そんなの作ったほうがよっぽどいいんじゃないかなぁと思いますけれどもね。

木村さん:まぁ、要は、借りれば借りるほど税金は戻ってくるみたいな。だから、たくさん借りることが出来るのは大金持ちっていうことですよね。
ノム:そうなんですよ。えぇ。ですので、どの程度住宅産業が活気づくかっていうのは、ちょっと疑問かなというふうに思いますね。

木村さん:まぁあの、国としてはどんどん家を買ってほしいっていう、それで、色んな消費が伸びるだろうっていう思いがあるのかもしれませんが・・・。
ノム:そうですねぇ。

木村さん:まぁ、しかし結局、金持ちの皆さん優遇みたいなところもありますが。
ノム:どうも、そんな感じがしないでもないですねぇ。

木村さん:ただ、ずっとこの住宅ローン控除は今年で終わりだっていうふうに・・・
ノム:毎年言ってますね。

木村さん:また伸びたわけですから、これは不動産のコーナーでもそういう話になったんですけれども、それが延長になったということは評価してもいいかなと。
ノム:そうですねぇ。

木村さん:さぁ、住宅ローン控除はそんな感じなんですが、もう一つ、先週のお話ですと、中小企業向けの税制改正ですね、これはどうでしょうか?
ノム:これはですね、法人税の税率が下がるということなんですけれども、中心になるのは、株式会社ですとか有限会社というところになりますね。資本金が1億円以下の会社が対象になりますので、日本の多くの会社が対象になると思うんですけれども、これまでじゃあ一体どうだったのかというと、中小企業、中小法人ですね、こういった法人の法人税というのは、所得と言われる、まぁ、利益と思っていただければいいんですけれども、この金額に応じて二段階の税率があったんですよ。

木村さん:はい。
ノム:で、利益が、所得ですね、800万円までは税率22%、それから800万円を超えると30%、こういう二段階だったんですね。

木村さん:はい。
ノム:で、この800万円までの22%が18%に下がりました。例えばですね、所得が1,000万円、利益が1,000万円出た法人ですと、今までだと、800万の22%で176万円、それから、1,000万と800万の差額の200万、これは30%の税率で60万ということで、合計236万円だったんですね。

木村さん:はい。
ノム:で、これが、22%から18%になると、204万円になって、32万円ですね、800万円の4%、32万円が法人税がまず下がるということになります。で、地方税というのもついてきますので、それもあわせると大体、約40万近い減税になるということですね。

木村さん:そういうことになると、3月決算と4月決算とでは・・・。
ノム:一番最初に恩恵を受けるのは、今年の4月決算の法人なんですね。

木村さん:そういうことになりますね。
ノム:ただ、3月決算の法人は、逆に言うと来年の決算までこれ、おあずけなんですよね。ですけれども、期限が切れるのも2年なので、どの会社でも2回恩恵が受けれますから、早いか遅いかだけの違いですね。

木村さん:トータルすると同じだっていう。
ノム:えぇ。ただですね、二年間の時期が違うと、経済環境も違ってきますので、まぁ、そこですよね。経済状況によっては3月と4月で大違いということもあるかもわからないですね。

木村さん:まぁ、中にはね、20万30万くらいでね、もう一刻も早くという会社もあるかもしれないですからね。
ノム:それはそうですよねぇ。えぇ。

木村さん:さぁ、ということで、今回はですね、12月に示されております税制改正大綱の中から、大つかみではありますけれども、住宅ローンの控除制度と、法人税の軽減ですね、この二つについて伺いました。
ノム:はい。

木村さん:先週のお話ですと、このほかにも車購入するときのお話ですとか、一番肝心の相続のお話もありますので・・・。
ノム:相続に関しましては新しい制度が作られましたので、これは私の得意分野でもありますから、また相続税シリーズでお話出来ればなと思っているんですけれども・・・。とりあえず、今、木村さんチラッとおっしゃった自動車ですね、簡単に補足すると、要はエコカー、ハイブリッドカーですね、こういったものを購入すると、自動車取得税であったり、自動車税が免除になったり、軽減されますよということですね。こういったものも今年改正に含まれています。

木村さん:さぁ、では最後に音楽に行きたいと思います。
ノム:はい。

木村さん:今日もノムさんの選択でお届けします。今日は?
ノム:今日は、ルーシーパール(Lucy Pearl)というグループなんですけれども、アルバム一枚出したっきり空中分解しちゃったグループです。もともと私が好きだった、トニー!トニー!トニー!(Tony! Toni! Tone!)という3人組のグループと、それから、女性の4人グループで、アン・ヴォーグ(En Vogue)というグループがありました。で、そこのメンバーが集まって作ったグループなんですけれども、非常にノリのいい曲を今日はお送りしたいなと思っています。

木村さん:はい。じゃあ早速聞きましょう。曲紹介をどうぞ!
ノム:はい。Lucy Pearlの、「Don't Mess with My Man」です。

木村さん:ノムさんでした。ありがとうございました。
ノム:ありがとうございました。





M-Culture 1月9日分放送分 ~税制改正~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今週のミスターマネーはこの方です。2009年、最初の登場ですね。明けましておめでとうございます。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):明けましておめでとうございます。サラリーマン税理士ノムこと野村です。

木村さん:さぁ、本年最初の登場になるノムさんなんですけれども、お正月はどんな感じでしたか?
ノム:ごくごく普通に、飲んで、寝て、食べて・・・で終わりましたね。

木村さん:いわゆる、ぐうたらしたお正月という。
ノム:はい。まさにそんな感じで・・・。

木村さん:そんな感じで過ぎていったということでしょうか。
ノム:はい。

木村さん:確か、中山会計さんの仕事始めというのは、今週月曜だったんですよね。
ノム:月曜日からですね、はい。

木村さん:税理士の皆さんもですね、やはり年始というのはですね、一般の企業と同じように、挨拶回りから始めていくものなんですか?
ノム:そうですね。代表のタックスマンは今週一杯は、もうずっと挨拶回りで、もう一日中出回っていますね。

木村さん:さすが顔ですね。
ノム:はい。そうですね。

木村さん:それぞれ、挨拶回りに行った先で、一曲づつ披露してくるとかっていう・・・。
ノム:まさか後ろにギターを積んでいるっていうことはないと思いますけれどもねぇ。ははは。

木村さん:どうなんでしょう。税理士の皆さん、そろってどこかに初詣に行くっていうことはないんですか?
ノム:あぁ、それはないですねぇ。事務所によっては、やってるところもあるみたいですけれどもね。うちではやってないですね。

木村さん:皆さんバラバラに、色んなところに出かけて行くってことでしょうか。
ノム:はい。

木村さん:それにしても、今年はこんなご時世が昨年末から続いておりますので、各企業の挨拶回りも、例年よりも企業の代表の方っていうのはですね、深刻な表情といいますかね、厳しい表情を浮かべていたんじゃないでしょうか。
ノム:おそらくそうだろうと思います。私はまだ直接回るということはしていないので実際にはまだわからないんですけれども、まぁおそらくそうだろうとは思いますね。

木村さん:タックスマンなんかが出かけていくとですね、もう、とにかく、税理士先生頼む!と、なんとかしてくれ!っていう風に、頼まれるんじゃないでしょうかねぇ。
ノム:その辺りの報告もね、また聞きたいと思いますけれども。

木村さん:えぇ。まぁ、本当にそういう意味では、頼みの綱ですよね。
ノム:でありたいものですよね。

木村さん:最後の砦が税理士の皆さんだと思いますのでねぇ。
ノム:はい。

木村さん:さぁ、ということで、本年も、2009年も色々為になるお話を聞かせて下さい。お願いいたします。
ノム:こちらこそ。宜しくお願いします。

木村さん:M-Culture 、この時間は、経営支援サービスの中山会計の提供でお送りします。さて、ノムさんを迎えてお送りしていきます今回のM-Culture なんですが、2009年、どんな話から始めていきますか?
ノム:年末にも予告したんですけれども、まぁ、相続シリーズということでずっとお話してきたんですが、今回はですね、今年の税制改正をお話したいと思うんですね。

木村さん:税制改正といいますと、昨年末、12月の半ばくらいでしたかね、税制大綱というものが示されておりまして、実をいいますと、Super Friday FROM K の中では、不動産関連のコーナーが3時台にありまして、お家道場、あそこでですね、不動産分野でのこの税制改正大綱に簡単に触れたんですけれども・・・。
ノム:住宅ローンの・・・。

木村さん:そうなんですよ。ですから、今回はそれも含めて、それ以外の分野もまとめてですね、伺っていきたいと思っているんですが。
ノム:はい。

木村さん:その前にですね、この税制改正大綱をですね、この発表から法制化されていくまで、流れが一つあるわけですよねぇ。これがどうなっているのかということを簡単におさらいしたいんですが。
ノム:はい。まず、一般の方というのは、「税制改正大綱」という言葉自体馴染みがないと思うんですけれどもね。

木村さん:これね、アナウンサーでも、おおあみっていうふうに読む人、いたりするんですよ。
ノム:全然不思議じゃないですね。

木村さん:えぇ。
ノム:総理大臣でも読み間違えするくらいですからね。

木村さん:そうですよ。えぇ。みぞゆう(未曾有のこと)とかって言っちゃいますからね。
ノム:ははは。、まず、流れなんですけれども、夏頃に毎年、各省庁ですとかあるいは税理士会とかいう、こういった関係団体から税制改正についての要望っていうのが出されるんですね。

木村さん:はい。
ノム:で、それを、秋口から冬にかけて練ってきまして、12月にまず与党から税制改正大綱というのが出されます。この大綱というのは、税制改正の原案みたいなものなんですね。

木村さん:はい。
ノム:これが12月に出て、年が明けて1月に入ると、今度は政府から、税制改正要綱というものが出ます。これは与党ではなくて、政府が発表するというかたちになりますね。これは12月に出た大綱に若干の追加がある場合もあります。

木村さん:はい。
ノム:これが、今度は2月になって、改正税制の法案というかたちで国会に出されます。そこで、3月に国会で可決、成立すると、4月から大体、改正税法というかたちで法律が施行されるというような流れが一般的ですね。

木村さん:まぁ、やはりこれも、国会で最終的には可決するっていうことになるわけですけれども・・・。
ノム:そうですね。

木村さん:例年みてますとね、あまり税制改正大綱からの時点と大きく変更なく成立しているような感じしますけれどもね。
ノム:そうですよね。基本的には、大綱が出て、要綱で若干のプラス追加事項があって、それがそのまま成立するというのが、ほとんどのケースですね。

木村さん:となりますと、今度は平成21年度ということになりますね。
ノム:はい。

木村さん:この21年度のものもそうなっていくとみていいでしょうか?
ノム:はい。内容からすると、そんなに大きく変わりそうなものもないので、おそらくこのまま行くんじゃないかなと思っています。

木村さん:なるほどねぇ。色々報道なども聞いていますと、これまでね、90年代なんかは大きな税制改革ありましたよね。土地税制なんか、大きく変えてみたりとか、見直してみたりとかあったんですけれども、今回はどうやら、そういう大型のものというのはあんまりないみたいですね?
ノム:あまりないですね。

木村さん:やっぱり、こういう世の中ですので、あまりでかいことも出来ないんじゃないかっていう気もしますけれどもね。
ノム:えぇ。

木村さん:庶民にとってはですね、税制改正ということになりますと、これは税金で得するのか損するのか・・・という、そこの価値観が一番ですよね。
ノム:ですよね。

木村さん:なんて言いましてもね。要はどのあたりが生活に最も関わってくるのかっていうことだと思います。
ノム:そうですよね。

木村さん:そういう意味でいくと、今回、注目すべき分野はどのあたりで、またどんな人がそこと関わってくるのかということをですね、まとめてもらえますか?
ノム:はい。毎年自民等が出す税制改正の大綱の中にですね、基本的な考え方というのが必ず出るんですね。今回はこういう思いで、税制改正の大綱を作りましたというのがありまして、その中からちょっと拝借してきたんですけれども・・・。

木村さん:はい。
ノム:まずですね、「大企業と中小企業、それから、正規雇用と非正規雇用、それから、都市と地方の間、こういった間のいっそうの格差拡大が懸念される」と、まず明確に言っています。

木村さん:はい。
ノム:それから「国民生活を守り、今年度からの3年間のうちに、景気回復を最優先で実現するとの断固たる決意に基づいて・・・」というようなことが書いてあるんですね。でまぁ、こういう前提で、大きく5つの項目を上げています。

木村さん:はい。
ノム:まず1つ目が、[住宅投資の活性化]ということで、これは先程木村さんお話ありました、住宅ローンですね、その辺りのお話です。

木村さん:はい。
ノム:それから2つ目が、[自動車の買い替え、購入の需要を促進する]ということ。

木村さん:はい。
ノム:それから3つ目が、[設備投資]、これは基本的に省エネ設備ですね、これを促進したい。

木村さん:はい。
ノム:それから4つ目が、[中小企業の対策]。

木村さん:はい。
ノム:それから5つ目が、[金融市場の不透明感を払拭したい]。今申し上げたこの5つを中心に考えて、今回はこの税制改正が行われたということになっているんですね。で、この中で大きく、今日は2つ・・・。まず、やはり、住宅ローン控除ですよね。

木村さん:はい。
ノム:これは毎年改正行われているんですよね。ほんと正直、毎年変わるんでウンザリしているんですよ。で、今回はですね、平成21年度ということで、実は昨年までと全然違う改正になっちゃいました。

木村さん:はい。
ノム:平成20年度に家を買って入った人と、今年家を買って入った人とは、全然扱いが違うんですね。

木村さん:えぇ。
ノム:で、もう1つは、中小企業をなんとか助けたいというような改正が行われています。

木村さん:なるほどね。まぁこの2つ、一般の方々が家を買おうという時に関わってくる、いわゆる減税ですよね。
ノム:はい。

木村さん:それからもう1つは、まぁ、中小企業の経営者の方にとって一番関わってくる部分という代表を1つずつという・・・。
ノム:ただまぁ、経営者だけじゃないですね。やはり今日放送をお聞きの皆さん、企業に勤めてる方というのは、やはり中小企業に勤めている方が多いと思うので、自分の勤めている会社に影響のあることということで。

木村さん:あぁ、そうかそうか。
ノム:えぇ。自分には関係ないとは思わないでほしいですよね。

木村さん:最終的にはサラリーに、給料に反映されてくるわけですよね。
ノム:はい、そうです。

木村さん:はい。さぁ、ということで、今日はもうこの辺りでちょっと時間になってしまったので、来週以降ひとつひとつ具体的に見ていくことにしたいと思います。
ノム:はい。

木村さん:では、今日はですね、最後また音楽に行きたいと思いますが、今日はノムさんの選曲でまた一曲お送りするんですが、今日は作品何にしますか?
ノム:今日は、ベイビーフェイス(BABYFACE)の曲を一曲お送りしたいと思います。

木村さん:あぁ、泣く子も黙るプロデューサーですね。
ノム:黙りますかね?

木村さん:黙ってしまいますよ。
ノム:80年代90年代にプロデューサーとして大活躍しましたけれども。

木村さん:もうすごかったですね。ベイビーフェイスが一時代築いたっていう感じですね。
ノム:そうですねぇ。昔、ある方のCDの中の説明読んでいたら、ベイビーフェイスのコメントがありまして、自分で出来がいいなぁと思った曲は、他人に提供するよりも自分で歌いたいというのが本心だっていうようなことを言っていたということがありまして・・・

木村さん:代打オレ!みたいな感じですね。
ノム:今回は、その、ベイビーフェイスの曲なんで、多分出来がいいんだろうなぁと。

木村さん:あぁ、そういうことになりますね。さぁ、ではですね、曲紹介して頂きましょう。
ノム:はい。BABYFACEの、「Mad,Sexy,Cool」です。

木村さん:ノムさんでした。ありがとうございました。
ノム:ありがとうございました。

#23 James Carr "The Dark End of The Street"

James Carr

James Carr というディープ・ソウルシンガーの"The Dark End Of The Street" 。
この曲はいろんな人が歌ってます。有名なのは「男が女を愛するとき」のパーシー・スレッジ。
Ry Cooderも、インストルメンタルで素晴らしいカヴァーをしてる。
R&Bの女王、アレサ・フランクリンも歌ってます。
で、作曲者のDan Penn自身が、数多あるバージョンの中で一番素晴らしいのは、不世出のディープ・ソウル・シンガー、ジェームス・カーのものだと認めている。
これはすごい。アレサ・フランクリンより上と言われているんですから。
ジェームス・カーという人は、ゴスペル歌手から転身して、1960年代中盤にメンフィスのGoldwaxからデビューしたR&Bシンガーです。
デビューアルバムはサザン・ソウル界で聖典と呼ばれるほどの名作ですが、その後、活動はほとんど止まってしまいます。
1977年に、なんと日本公演が実現したんですが、ボロボロで痛々しかったらしい。
その後、重い情緒障害で精神病院に入っていたりして不遇の時代を過ごします。
90年代にはマイナーレーベルからカムバックを果たしますが、肺ガンの除去手術が彼からシーンの表舞台に返り咲く姿を消してしまいます。2001年の寒い日、彼の人生は終わります。享年58歳でした。

この曲は、「人目に付くから、今夜も道の奥の暗がりで会おう」という不倫をモチーフにした曲です。この類のテーマの曲は、1960年代のR&Bとカントリー&ウェスタンとに共通するもので、曲調にもそれが反映されてますね。要は、キリスト教ならではの罪悪感と、恋の喜び、切なさの板ばさみ。特殊関係人という関係とはちょっと違う。
とにかく、不遇な人生を送ったかに見えるジェームス・カーですが、しかし、これだけの名唱、歌を残してるんだから、ある意味本望だろうと、思います。
それだけ素晴らしいボーカルということです。

I believe you’ll understand James Carr is One and Only.
His 1967 hit, “The Dark End of the Street”!



#22 The Impressions "People Get Ready"

Impressions

カーティス・メイフィールドは、一時期、アメリカ黒人音楽の精神的支柱だったりしました。
昨年何度かお話した、公民権運動にも深い関心を持ち、黒人の貧困、ドラッグ問題、未来への希望など、社会的なメッセージを数多く発した、ヒットメーカーのシンガーソングライター兼ギタリストなんです。
ところが、この人がステージで演奏中、倒れてきた照明タワーの下敷きになって、大怪我をしてしまいます。
それで、全身不随になってしますんですが、なんとベッドに横たわったまま、新しい世界への希望を込めたアルバムをリリースして、僕たちの涙を誘ってくれました。
その後、カーティス御大は亡くなってしまうんですが、彼が私たちに残したメッセージは大きなものがあると思っています。
どんなに苦しい状況にあっても、明るい明日を信じてそのための準備をしよう。
そのことによって、自らの魂も救済されるばかりか、周りの人たちも幸福にすることが出来るんだ。そう教えられているような気がしてなりません。
去年は、いろんなことがあったじゃないですか。で、そんな中、自分に誠実に、誤魔化さないで歩んできた人たちがいる。今年は、そういう人たちが、少しずつですが、報われてゆく年になる気がします。
今年がよい年になるよう願いを込めて。
「2兆円ばら撒くより、もっとやること、あんじゃないの?
もっと、マネー、金融のこと、しっかり考えてよ!ま、マンガは俺も嫌いじゃないけどね。マンガ読みとして恥ずかしいことだけは、止めてよね。」
てな訳で、お届けします。
「みんな、準備しよう。新しい時代の列車がやってくる。切符も荷物も要らない。ただそれに乗る準備をすればいい。」

I’m sure there’s a Train up coming.
Curtis Mayfield and Impressions “People Get Ready
今年もヨロシク!!



#21 Al Green "Let's Stay Together"

Al_Green

Al Greenは、70年代のソウル王子として、人気絶頂を誇ったシンガーです。
感情を抑えた、甘く囁くようなスウィートなスタイルで大ヒットを連発してきました。
ところがR&B界のセックス・シンボルと呼ばれるようになったその絶頂期に、女性から暑く煮えたぎったソウルフード、「グリッツ」を掛けられて火傷を負ってしまいます。
もともと信仰心の厚かったアルは、深く反省し、牧師兼ゴスペルシンガーとなって、教会に入っていった。
これは当時かなりなニューズになりました。
今の日本で言うと、そう、マシャ、福山雅治が出家して仏門に入るよなもんですか?
で、ここへ来て、なんとジャズの名門レーベル、ブルーノートからR&B界にカムバックしてくれた!すでに3枚アルバムをリリースしていますが、これが全部素晴らしい!最新アルバムをはじめとして、是非皆さん聞いてみてください!
まあ、ルックスは王子様からおっちゃまに変わっちゃってますが...
マシャが「おねえマンズ」の真島さんになっちゃったみたいな。

It’s Sweet & Sexy and Romantic.
Let’s get back to 1972, hear it for the Prince of Soul, Al Green’s Biggest Hit!
Let Stay Together





マルサが来た!①(1月23日放送分)

<マルサの調査の特徴は?>

強制調査=マルサ捜査で、国税局調査査察部査察部門が実施します。この調査の特徴は、先ず、多人数、同時多発で入る、と言うことです。本店・支店などだけでなく、社長の自宅、経理部長の自宅。場合によっては、特殊関係人といって、社長の愛人宅にも、同時刻に押えられます。
入るときには、裁判所の捜査令状を掲げて、「金沢国税局調査査察部のものです。法人税法違反の疑いで、捜査を行います」と言って入って来ます。

<どんな場合にマルサが入ることになるの?>

いくつか特徴がありますが、概ね1億円以上の所得の脱税で、特に手口が悪質なものが対象です。対象は、基本的に中小企業・個人が対象です。基本的には、上場企業などの大企業には入らないと言われています。
これは、大企業は経理がしっかりしているし、経営トップの脱税の悪意が立証できないからだと言われています。
情報の発端はタレコミの場合が多いらしいです。特に特殊関係人からのもの。
「K社社長自宅の子供部屋の箪笥、そこの一番下の引き出しの奥に面白いもが入っています」とか、めちゃくちゃリアルな情報提供もあったりするらしいです。
皆さん、身辺整理に努めましょう!なんちゃって・・・

<マルサが入るのはどういう業界が多いの?>

平成19年度は、全国で158件検察庁へ告発されています。そのうち、外国為替証拠金取引(FX)を含む商品・株取引が1位で、21件ありました。2位は金属関係卸で15件。一時、素材関係がバカ上がりして、鉄屑回収業に一斉に税務調査が入ったりしました。
前年1位の人材派遣業は4位に(13件)
建設不況を反映して、前年3位の建設業は7位に落ちています。
まさに時代を反映していますね。

<マルサが入ると、かなり厳しい状況になるの?>

その通りです。
査察官が踏み込んだ時点で、全てそのままで押えられ、席を立つことも出来ないそうです。
税理士も呼べない(立会い件がない・逃げちゃう税理士もいる・・・?)
なので、タックスマンも、実は査察の現場を体験したことはないんですね。
で、帳簿類、請求書請求書はおろか、個人の手帳や、場合によってはパソコンも没収されてしまいます。
不便極まりないし、仕事にも支障を来しますよね。
で、トイレに行くときも調査官がついてくる。
証拠をトイレに破棄したりするかもしれませんしね・・・。
ですので、査察現場には必ず女性調査官が来ます。
経理担当に女性を置いている場合も多いですから。


(文責:Taxman)