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M-Culture 12月5日分放送分 ~相続税⑥~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今週もミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは。宜しくお願いします。
ノム:宜しくお願いします。

木村さん:さぁ、ノムさん、いよいよ12月になりました。
ノム:なってしまいましたね。

木村さん:12月は師走というふうに言われておりまして、語源としましては、師である和尚さんがですね、お経をあげに走り回るからという説が有力なんだそうですが、そこから飛躍して、先生が走るというふうに捉える方もたくさんいらっしゃるみたいでねぇ。
ノム:ははは(笑)。

木村さん:先生といいますと、ノムさんのような税理士の方々もですね、依頼主の企業の方からも先生と呼ばれることが多いんじゃないですか?
ノム:これ、何でなんでしょうねぇ。わからないんですけれども・・・。言われるみたいですねぇ。

木村さん:野村先生!
ノム:いやいやいや。私はほんとに、ほとんど呼ばれないです。税務署の方くらいで・・・。

木村さん:そういう税務署の方にですね、先生って呼ばれる時の心境は、ノムさんどうですか?
ノム:これはもう、呼ばれようが呼ばれまいが、今はもう全然気にならないですね。

木村さん:あぁ、そうですか。
ノム:まぁ、会計事務所というのはサービス業ですので、先生と呼ばれていい気になっているようじゃ話にならないですからね。

木村さん:はははは(笑)。そりゃそうですねぇ。
ノム:ま、初めて先生と呼ばれた時は正直嬉しかったですねぇ。

木村さん:あぁ、そうですかぁ。
ノム:えぇ。ただ、誰に言われたかというのは、嬉しさのあまり覚えてないんですよ。

木村さん:あ、ほんとですか。僕なんかはねぇ、過去に何度か講演をやったことがあるんですけれども、そのときに紹介される時、先生っていうふうに紹介されて、「えぇ、先生? 僕のこと?」って(笑)。ちょっとね、こそばゆい感じがしましたけれども・・・。
ノム:初めて言われるとそうなっちゃいますよね。

木村さん:まぁ、だけど先生じゃないですからというのも何となくねぇ、気がひけるし、何か変な感じでしたけれども。
ノム:変な感じですねぇ。

木村さん:さぁ、そんな先生が走る師走になっておりますけれども、さぁ、今回もどうぞ宜しくお願い致します。
ノム:宜しくお願いします。

木村さん:M-Culture 、この時間は、経営支援サービスの中山会計の提供でお送りします。さて、ノムさんといえば相続シリーズ、年末を迎えて一層熱をおびてまいりました。前回はですね、遺言をやりました。
ノム:はい。

木村さん:えぇー、遺言の仕方などを教えて頂いたんですけれども、さぁ、ここで問題になってくるのはですね、相続人がですね、遺言はあったけれども、その遺言の内容に納得がいかないと、この場合にどうするのかということなんですが。
ノム:これ、納得がいかないっていうのは、多分ですね、遺産の分け方に不満があるっていうことだと思うんですね。

木村さん:そうですねぇ。
ノム:例えばですね、特定の相続人であったり、あるいは相続人以外の人に、極端にたくさんの財産を与えるというような内容だったら、当然、あまり貰えない人は、こんなの無効だって言いたくなると思うんですよね。

木村さん:はい。
ノム:で、こういうケースで、裁判だ!・・・ってなったとしますよね。で、これ多分認められないんですよね。これ、なんでかっていいますと、そもそも財産というのは亡くなった方、被相続人のものですよね。これを生前に使い切ろうが、残そうが、その人の勝手ですよね?

木村さん:そうですねぇ。
ノム:そういう考えがまず一つあります。その一方でですね、亡くなる方というのは、ある程度の財産を家族に残しておきなさいよっていうような考えもあるんですよ。

木村さん:はい。
ノム:で、これまぁ、相対する考えなんですけれども・・・。

木村さん:そうですねぇ。
ノム:どちらもそれなりに尊重して法律が出来てまして、それが民法という法律なんですね。

木村さん:妥協点を探ったら、一本になったというふうに捉えれはいいんでしょうかねぇ。
ノム:まぁ、そういうようなところがあります。で、この民法の中にですね、遺留分という制度があるんですよ。これ法律用語なんですけれども・・・。

木村さん:遺留分?
ノム:遺留分ですねぇ。これ、分かり易くいいますと、相続人が最低限貰うことが出来る財産の金額といいますか、権利があるんですね。これを遺留分といいます。

木村さん:はい。
ノム:亡くなる被相続人が、遺言で財産を誰々にどれだけと書いた時に、貰う相続人は遺留分という最低限貰うものがあって、それに足りない分があると、「遺留分を侵害している」っていうんですね。

木村さん:ふんふん。
ノム:で、この、遺留分を侵害されている相続人というのは、”自分はこれだけ貰えるはずなのに貰えない!”と。その一方で裏を返すと、貰える分以上に貰っている人がいるわけですよね。

木村さん:なるほど。
ノム:だから、「あの人はいっぱい貰ってるんだから。自分はこれだけ足りないから、その分を欲しい。」というようなことを言うことができるんですよ。こういう場合は確かに法律上、言った人(遺留分を侵害されている人)は守られるんですけれども、既にそれ(遺留分)を満たしていれば、最低限貰える分を貰っていれば、「こんなの無効だ!」と言ったところで、裁判所はいやいや・・・というふうになってしまうんですね。

木村さん:要するに、相続人が貰える額というのは決してゼロではないということですね。ある程度の最低ラインはあるということで・・・。
ノム:そうです。

木村さん:その上になってるのか、下になってるのかということなんですねぇ。
ノム:そうです。

木村さん:これやっぱり相続人の立場によって額はかわってくるわけですよね。
ノム:かわってきますね。相続人というのは、法定相続人というのがあって、以前お話しましたけれども、これは配偶者、子供、親、最後に兄弟姉妹というのがありました。この兄弟姉妹というのだけが遺留分がないんです。

木村さん:はい。
ノム:ですので、反対の言い方すると、配偶者と子供と親、この方達には遺留分という法律の権利があって守られるということになりますね。

木村さん:そうですか。
ノム:はい。

木村さん:さぁ、で、この遺留分の返還というんですかねぇ、返してくれと・・・、それはどういうふうに請求すればいいんでしょうか?
ノム:これはですね、まず、自分はこれだけ貰えるんだと・・・、でもこれだけ足りないんだから、たくさん貰っている人に下さい・・・と、当事者間でまず話し合いします。

木村さん:はい。
ノム:通常はそこで、相続人間ですので、じゃあわかったよ!とかいうような話になるかなぁと思うんですけれども、そこで折り合いがつかないような場合は裁判所へ行くことになりますねぇ。

木村さん:ふーん。
ノム:家庭裁判所になるんですけれども、これは期限がありまして、相続があったことを知ってから1年以内にしないといけない。もしくは、例えば海外にずっと留学していたとか、あるいは行方不明で、相続があったことを知らなかったとか、そういうような場合はですね、相続の開始から10年以内というような期限があるんですけれども、一応家庭裁判所に申し立てれば家庭裁判所が間に入ってくれるということになっています。

木村さん:まぁ、そういう法律のしくみは今の話でわかったんですが、だけど、現実問題としてね、家裁が入ったりしてやっていくとなると、やはりこの遺留分で様々なトラブルが出てくるんじゃないでしょうか?
ノム:そうですねぇ、この遺留分というのは、自分の遺留分がいくらあるのかというのを、計算するのがすごく大変なんですよ。

木村さん:これは、申し立てられた人の側は、大体の財産の額というのは全体像わかっているかもしれないですが、申し立てる方はよくわからないですものねぇ。
ノム:そうですねぇ、この遺留分、例えば家庭裁判所が入って遺留分を算定するというようになったときに、相続があった時点での財産を元に計算するというものじゃないんですよ。生前にですね、家族、相続人に例えば教育資金を援助したとか、結婚資金を援助したとか、住宅資金を援助したとか、そういうのは、被相続人のもともとの財産ですよね。で、それを使わなければ相続発生時にはあったはずだっていう財産があるわけですよね。

木村さん:あぁ、なるほど。
ノム:そういうものも含めて計算するんですよ。

木村さん:はい。
ノム:そうすると、生前にいくら贈与したんだ・・・っていうのを、全部洗いざらい集めて計算しないといけないので、これ、すごい大変なんですよね。

木村さん:これ、時間かかりそうですよね。
ノム:かかりますよ~。はい。

木村さん:へたすると、何年も何年もかかってくるケースもあるんじゃないでしょうか。
ノム:そう。これ、期限ないんですよ。

木村さん:あ、そうですか。
ノム:えぇ。

木村さん:あの、前回の話でね、公証人役場で遺言つくるケースで、作ったときにですね、公証人の方からそれを指摘されるってことないんですか?
ノム:公証人はそこまでわからないですからね。

木村さん:あぁ、そうかそうか。
ノム:えぇ、はい。

木村さん:全体像を把握してないですもんね。
ノム:そうなんですよ~。ですので、そういう争いにならないように常日ごろから家族仲良くっていうのが、一番のアドバイスですね。

木村さん:ほんとですね。
ノム:はい。

木村さん:はい。ということで、前回今回と遺言について教えていただきました。さぁ、では音楽に移りたいと思います。今週もノムさんのセレクトでお届けしたいと思います。今日の作品なんですか?
ノム:12月ということで、冬ですよね。冬の夜に、ウイスキーを片手にちょっとしっとり聞きたいなぁ~という曲を一曲ご紹介したいと思います。

木村さん:いいですねぇ。はい。
ノム:先週に引き続き、男4人組で、ジョディシィという90年代のグループなんですけれども、ボーイズトゥーメンなんかと同じ頃に活躍してたグループですね。

木村さん:そうですね。
ノム:はい。このジョディシィがですね、スティービーワンダーのレイトリー(Lately)という曲をカバーしまして、今日はこの曲をご紹介したいですね。

木村さん:これはね、僕もね、選曲の中に入れたりするんですよね。いい曲ですよね。
ノム:いい曲ですよね。

木村さん:しっとりとしてねぇ。
ノム:はい。

木村さん:さぁ、ではノムさん曲紹介をどうぞ。
ノム:ジョディシィのレイトリーです。
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