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M-Culture 3月13日分放送分 ~相続税⑪~

木村雅幸さん(以下、木村さん):今週もミスターマネーはこの方です。
サラリーマン税理士ノム(以下、ノム):サラリーマン税理士ノムこと野村です。こんにちは。

木村さん:こんにちは。今週もノムさんを迎えてお送りしていきます。
ノム:はい。よろしくお願いします。

木村さん:いや、毎週心苦しいですよ。確定申告が佳境を迎えつつある中で、今週も来てもらったということで。
ノム:いえいえいえ。

木村さん:いや本当に申し訳ないというか。
ノム:もう終わりですからね。

木村さん:そうですか。いや、つかぬ事伺うんですけれども、日本に税理士という方は何人くらいいらっしゃるんですか?
ノム:はぁ~。今ですね、1月末で約71,000人くらいいます。

木村さん:70,000ですかぁ。
ノム:はい。ただですね、北陸三県ではすごい少ないんですよ。北陸、石川富山、福井で、1,300人しかいなんですよ。これはですね、全国に税理士会というがありまして、全国に15あるんですね。全国15のうち、一番少ないのが沖縄なんですよ。

木村さん:はい。
ノム:沖縄税理士会が一番少なくって、北陸税理士会の三県というのは、全国で二番目に少ないんですね。

木村さん:そうなんですか。他にもっと少ないところがあってもよさそうなもんですけど。やっぱりこれ、必要に迫られて人数もそれだけいるって・・・、需要と供給のバランスがきっとあるでしょうし。
ノム:そうですねぇ。

木村さん:それだけ少ないとやっぱり大変なんじゃないですか?そこに集中するわけですからね、少ない人数の中に。
ノム:そうなりますよね。計算上はなりますね(笑)。

木村さん:計算上はそうなんですか。まぁいずれにしても、この繁忙期は終わりに近づいてきてるというお話でしたので・・・。
ノム:そうですね、もう来週月曜日までですからね。

木村さん:ほんとに倒れなくてよかったです。
ノム:終わったとたんに倒れるかもしれませんけれどもね。

木村さん:そんなことはないように、ラストスパート応援しております。
ノム:ありがとうございます。

木村さん:はい。M-Culture、この時間は経営支援サービスの中山会計の提供でお送りしていきます。さて、今回も相続税シリーズということでお届けしていきます。そういえばですね、前々回でしたかね、タックスマンが登場した週にですね、会計事務所の選び方というお話をしてもらったんですね。
ノム:あぁ、はい。

木村さん:その時にですね、税理士といいましても、得意分野と不得意分野があるんだというふうにタックスマンは語っていました。
ノム:はい。

木村さん:この相続税に関しても、明るい税理士と、この相続税にそんなに明るくない税理士というのが存在するんですか?
ノム:これはもうキッパリ分かれますね。

木村さん:キッパリ。ほぅ。
ノム:先程、税理士が70,000人というお話をしましたね。

木村さん:はい。
ノム:実はですね、1年間に日本全国で相続税の申告をしないといけないという方がどれくらいいるかというと、約100万人の方が亡くなるんですね。で、その中で4.数%の方しか相続税かからない。そうするとですね、計算すると45,000人くらいの方が相続税の申告をしているんですね。

木村さん:あれ?となると、これは税理士の数の方が上回っているということになりますね。
ノム:そうなんですよ。まさにそのとおりでですね、単純計算すると税理士一人は2年に1回くらいしか相続税の申告が回ってこないという話になりますね。

木村さん:ということになりますね。
ノム:で、中にはですね実際相続税専門でやっている税理士とか、会計事務所もありますから、そういうところでは年間数十件の申告をやっているわけです。そうするとですね、ヘタすると、相続税の申告やったことないという税理士も中にはいるんですよね。

木村さん:はい。
ノム:で、更にはですね、税理士というのは税理士試験というのがあるんですけれども、税理士試験の中に相続税法という科目があるんですが、これ、選択科目なんですよ。ですので、税理士資格をもっている人が必ずしも相続税を勉強したとは限らないんですね。

木村さん:はぁ。
ノム:本気で相続税を勉強した税理士がはたしてどれだけいるのかなぁっていうことを考えると、これほど得手不得手がキッパリ分かれる税法というのはないですねぇ。

木村さん:そうなんですかぁ。だけど、一般の方はそういう裏事情というのをご存知の方は少ないでしょうねぇ。
ノム:そうですね。やはりこの税理士というのは、税務署のOBの方がなるということもあるので・・・。

木村さん:そういうケースもありますよね。
ノム:ですので、あまりその国側としても情報というのは積極的に出さないんですね。

木村さん:なるほどねぇ。
ノム:調べればわかりますけどもね。

木村さん:そうですかぁ。ってことになると、やっぱり相続税の相談をするときにやっぱり税理士選びというのは慎重にしないといけないということになりますね。
ノム:そうですね。これは、本当に重要だと思います。

木村さん:さぁ、ということで、そんな相続税のエキスパート、ノムさんにですね今週も伺っていくんですけれども。今回はですね、不幸にも相続が発生してしまったら、人が亡くなって相続ということですから非常に不幸な話ではあるんですけれども、えぇ、その後のスケジュールですね、どういうふうにこの相続税に関してたてていけばいいのかっていうことでですね、伺っていきたいと思います。
ノム:はい。これはですね、まず申告というのは、相続開始から10ヶ月以内というふうに決まっています。ですので、この10ヶ月の間に何をやるのかということを、まぁ今木村さんおっしゃっていたようなことだと思うんですけれども・・・。これ結構あります。

木村さん:えぇ。
ノム:ポイントはですね、3ヶ月、4ヶ月、10ヶ月という言葉なんですけれども。

木村さん:3、4、10?
ノム:気になる方はメモして頂ければいいかなと思うんですれども。

木村さん:はい。
ノム:まず最初に、遺言書の有無を確認します。遺言があるのかないのか、これが一番ですね。それから二番目、戸籍を調べて相続人を確定します。

木村さん:これも必要ですね。
ノム:それから三番目におおよその相続財産を洗い出します。

木村さん:はぁ。
ノム:それから四番目に相続人の数、洗い出した相続財産を踏まえて、相続を放棄するのかしないのかという判断をします。

木村さん:これあの、借金の相続もあったりしますから、放棄しなければいけないものもあるでしょうし。
ノム:そうですね。以前お話しましたけれどもね。ここまでが3ヶ月間以内にやることなんですね。

木村さん:はい。
ノム:で次に五番目。ここで相続の放棄の有無が確定すると、相続人が正式に決まります。

木村さん:はい。
ノム:で、その次六番目に、亡くなった方の準確定申告といいまして、まぁ収入があった場合にはそれを精算するということですね。

木村さん:えぇ。
ノム:ここまでが、四ヶ月以内の話です。

木村さん:たくさんありますね。
ノム:あります。まだまだ続きます(笑)。

木村さん:はい。
ノム:で、次七番目なんですけれども、ここからが大変で我々の出番になってくるんですけれども、正式な遺産の調査、それから遺産の評価というのをやりますね。で、それに基づいて今度は八番目に、この遺産を分けていきます。遺言がない場合には、遺産分割という形で誰が何を取得するかという話を進めていきますね。次にこの遺産分割が成立すれば、遺産分割協議書というのを作るんですね。

木村さん:はい。
ノム:もし、成立しなければ、家庭裁判所に行って調停なり審判をして、法の下に委ねるということですね。で、最後にここまでくれば、相続税の申告書を作って納税すると。これが十ヶ月以内ですね。

木村さん:たくさんの、このプロセスを踏んでいくということなんですが、十ヶ月という期間があって、大体この普通でやっていって、スムーズにいったケースでどのくらいかかるんですか?
ノム:スムーズにいっても、やはり半年くらいはかかりますね、どうしても。

木村さん:あぁ、そうですか。
ノム:どうしても、この準確定申告というのが四ヶ月以内にありまして、相続税の申告が必要になるという方は、やはり大抵財産をお持ちの方が多いですし、あと最近では、相続人の方が全国散らばって
いるんですよね。

木村さん:はい。
ノム:そうすると、やはりお休みの時にしか実家に帰って来れない。そうなると、月に一回位しかお話ができないとか、そういうようなこともありますので、思うようになかなか進まないですね。

木村さん:あぁ、そうかそうか。さぁ、それでですね、ここまで相続税やってきて最後に一つ聞きたいのがですね、税理士さんにお願いするとして、これどれくらい報酬がかかるのかと、これリスナーの人も気になっていると思うんですよ。これ、どういう報酬体系になってるんですか?
ノム:昔は税理士法というところの中に、料金規定というのがあったんですね。で、今はそれは撤廃されまして、正直なところその会計事務所、それから税理士によって値段はまちまちです。

木村さん:あら、言い値だ!
ノム:言い値です(笑)。ですけれども、基本的にはですね、ある程度の期間がかかるということ、それから見えないところでの作業が実に繁雑、それから、かなり高度な法律の知識を使うというようなことになりますので、一般的に申告が必要な方、納税が発生するような方でも、大体100万円位は最低かかりますね。

木村さん:そうですかぁ。
ノム:まぁ、中には安いところもありますよ。一般的に言ってですけれども、100万円くらいがひとつの出発点かなというふうに思っています。

木村さん:それを協同で相続しているとすると、皆さん分割で報酬として払うということがほとんどなんでしょうか。
ノム:そうですね。はい。

木村さん:あるいはね、長男の方がまとめて払ったりとか、まぁそれはケースバイケースでしょうけれども。
ノム:ケースバイケースですねぇ。まぁ、そのあたりもうまくやらないと贈与云々という話もね出てくるんですけれどもね。

木村さん:あぁ、そうかそうか。
ノム:やはりその辺りも含めてね、プロに相談するのが一番かと思います。

木村さん:さぁ、ということで、いかがだったでしょうか。相続税シリーズ、ノムさんの解説でここまでお送りしてきました。では、音楽にいきたいと思います。今週もノムさんの選曲になります。今週は何でしょうか?
ノム:今週はですね、アメリカのオバマ大統領の就任式で、愛国歌を歌いました、ソウルの女王、アレサフランクリン(Aretha Franklin)の若かりしころの曲をお送りしたいと思います。

木村さん:ちょっとタックスマンっぽいですね。
ノム:はい・・・個人的に大好きなんですけれども。2007年に、レアトラック未発表曲集として発売された二枚組のアルバムがありまして、これは、数十年前にアレサフランクリンがまさに文字通りソウルの女王と呼ばれてたころの時代の曲を集めたものなんですね。この中でフランクシナトラで有名なマイウェイ(My Way)という曲がありますけれども、これをアレサフランクリンがかなりアレンジして歌っています。

木村さん:なるほど。
ノム:心揺さぶるヴォーカルだなと、個人的に思うんですけれども。これね、初めて聞いた瞬間にちょっと鳥肌が立っちゃったような記憶があるんですけれども、今日は時期的にもマイウェイという曲がいいかなぁと。

木村さん:そうですか。ではですね、アレサフランクリンのすばらしい歌声を聞いていただきたいと思います。さぁ、それではノムさんの曲紹介でお願いします。
ノム:アレサフランクリンのMy Way(Spilit In The Dark Outtake)です。

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